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ベドロッツィ賛

今日は浦和で本番
東響

終わってから団員の方々とおいしいビールを頂く
うれしい日でした

〜〜〜
電車の中で最近買った昔のチェコフィルの録音
ペドロッティのブラームス4番とハイドンバリエーションを聴く

これはもうびったまこいた
私の中のブラ4のベスト録音です
クナ、クライバー、ヴァントを超えた(かも)

こんな名録音をいままでしらなかったなんて
ペドロッティはもちろん初めて聴く名前でした
イタリアの名匠だそうで、チェコフィルとの相性がよく
50年代くらいによく客演していたそうです

シェイナもそうですが、アンチェル時代の黄金期、
2番手の指揮者がいいのよね
職人風というか

もう、
一気呵成とはこのことのような勢いと流れが最後まであります
へんなことは何一つせずに
気持ちよいテンポで徹底的に高らかに歌い上げます
有機的な流れで全てが自然に、必然の中にあります
しかし、彫りがうんと深く、重量があります
テンポは速めで、粘らないのに景色は全て手に取るように見えます
そして、歌が優しい!!
なにも心配せずに飛び込んでいけます

1楽章が終わったところで、あまりに感動して心臓がどきどきしてしまいました
フルートはもちろん神のようにすばらしいゲノヴァークです
4楽章のフルートソロもすばらしい
いやもう、すごい
みんなに聴いてもらいたいです
チェコフィルのなんと音のいじらしく、つややかなこと

ハイドンバリエーションも私の中のベスト録音になりました
健康的で、明るくて、品があって、音が生きていて、でも騒々しくない
静かな場面での、弦の泣きたくなるような優しい歌!!!
木管のうまさ!金管の迫力!

昔のモノラル録音なのですが、響きがあって、とてもいいです

評論家、諸石幸生さんの評
「名盤中の名盤、それも決して忘れられない大切な名盤」

まさにその通り!
by francesco-leica | 2008-05-28 02:03 | 日記


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