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羽衣モンブラン

雁部先生のご自宅で、素晴らしいシュタインウェイで、プーランクソナタを合わせ
お相手はピアニストで作・編曲家の松尾さん、素晴らしい美音と感性の持ち主
先ずはオヤツに
キチガイじみて美味しい
イナムラさんの「羽衣モンブラン」を頂く
羽衣モンブラン_b0107403_2310449.jpg


宇宙で一番、おいしい、と思いました・・・
これは、ガイキチです

合わせも楽しかった

雁部先生とのライネッケの協奏曲が大分出来上がって来た感触です
いい曲

〜〜〜

デジカメ万能時代である
コンパクトカメラで1000万画素か
もう必要十分、必要以上
私は殆どの場合がポストカードまでのプリントかウェブ上での閲覧だけ
たまにA4くらいまでのポスターに使うか使わないか

だから正直言うと、コンパクトデジカメの最高画質でもオーバースペックである
大体一枚あたり2Mくらいかな
まだ重いよね、これって

そんなこんなで
数年前まではライカを2台ぶら下げて
やはりズミクロン50mmはF4の背景が云々などと言っていたお兄さんが
今ではコンパクトデジカメ1台で歩いています

あのですね
はやりのデジカメ一眼ですけれど
本当にあのスペックが必要な人がどれだけいるのか、ですね
僕には全く必要ありません
仕事であっても必要ありません
カメラを見る目が大人になってしまうとね

どちらかというと、カメラが欲しいというのは
その物を使ってできる行為とその結果のために欲しいというよりは
カメラ自体が欲しかったり
それをかまえてちょっと通っぽい自分の姿に憧れてる、という要素が強い気がするのよね

その点、デジ一は、もう全く!物として欲しい形をしておりません
存在感が希薄というかね
だから欲しくならないんだなあ
大体あれをかまえているアマチュアというのは
それがライカであったり、ニコンF3であったりした時代と比べると
実は結構、恥ずかしい存在な気がするのだよ
あれを持つと、いい写真が取れるのではないか、という錯覚で
カメラ会社の売り上げに貢献してあげているというか
大体ファインダーが小さくてみにくいでしょう
バカ高いのは多少見えもいいけれど
(ここでいうバカ高いのは金額だけではありません、買った瞬間に市場価値が半額になるってのは、もう家電の感覚でしょう、ライカならいくらかけても価値は下がんないからね)
あのせせこましいおもちゃみたいなファイダーを見た途端にもうやる気がなくなってしまう

でね、昔と比べてですね
つまり、ライカでないと決して写せない写真
ニコンの一眼レフでないと写せない領域、というのが厳として存在した時代にくらべ
デジ一でないと写せない写真というのはるかに少ないと思う
レンズの味だとかなんだとかね、ボケがどうこう、という前にね・・・

もし、本気で写真が取りたくて、うまくなりたくて
さらに人とちょっと違う、優越感にも浸りたいなら
フィルムカメラだろうなあ
FM2とかぶら下げている女の子は一目置くね
あとはそれが古いライカだったら
もう言う事無し
そういえば生まれ年ライカなんて流行りましたよね

デジカメを買うなら
本当に自分に必要なスペックをよく考えて選ぶのがいいと重います

EOSKissは若いパパとママに任せて
高いデジ一はお金持ちのアマチュアのおじいさん達に任せて
重いデジ一はカメラを名刺代わりに非常線をかいくぐる報道屋さんにまかせておけばよろしい

私はそういうのはとっくに卒業しました

そんなことをいって
GRDが再び欲しくなってきたぞよ
ズームなんて、本当に使わないからねえ
結局、ズーム付きのコンパクトデジカメでも、使うのは9割ワイド側だけですからね
by francesco-leica | 2007-11-25 00:31 | 日記


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