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辰巳芳子先生

早起きして、論文

最近、強制的に料理研究家、辰巳芳子先生の出演するNHKのテレビを「見させられて」いる

食こそは全ての基本

これは我が家の家訓
これだけは随分と厳しく言われて育ったものだ

食をおろそかにすることは人生への冒涜

辰巳先生はいわば、母の心の師、といったところだろうか
80歳を超えていらして益々お美しく、輝くようなおばあさま
教会で、一緒にお祝いの食事を用意させて頂いたことがあったようで、昔から尊敬していた母は感激だったようだ
私の周りのファーザーやブラザー達も、辰巳先生とそのお母様にはお世話になったみたい

すばらしい番組だった

特に心に残ったのは
「真心」

真心を込めて仕事をする
そうすると絶対に手抜きはできない筈、という
逆に、手を抜かないことで真心が込められてゆく

そうして作られたものが体に悪かろう筈がない、心に悪かろう筈がない
栄養が無い筈がない

そして、どこかで手を抜いたものは、決してその後ではなにをしてもすくわれない
人間と一緒
だから最初から真心を込めて、と

母が、たまに辰巳先生の「命のスープ」を作ってくれるが、
凄い手間がかかる
でも、この美味しさったらない、野菜の命がギュウギュウ詰まっている
これを飲んだら寿命が伸びる気がする

音楽と一緒だね

僕もそういう音楽をやりたい
ファミレスではなく
コンビニ弁当ではなく
カップ麺ではなく
マクドナルドではなく
スーパーのお菓子でなく
「みたいなもの」ではなくて

最高の素材で
真心を込めて
「そのものらしさ」
本質そのものを
〜〜〜
今日の我が家の昼ご飯

深川飯(新しいお醤油を試したそうで、素晴らしい風味)
菜の花のお味噌汁
人参の葉っぱのごま和え
京「北野」の蕪漬物
〜〜〜
もう少し論文書いたら
ちょっと散歩にでます
久しぶりに青山行こうかな
と思ったけど
でも明日は誘導官で朝出ないと行けないし
昼に終るから帰りに息抜きすることにして
今日はやっぱり家にいようかな、寒いし
〜〜〜
熱燗の季節も終りそうね
この冬に神田の眠庵に行かなかったのが心残り!
本当の隠れ家みたいな店、一発でたどり着ける人はいないだろう
あそこでタタミイワシか何かあぶってもらってぬる燗の
開運や初亀をちびちびやって、素晴らしいせいろで締める
熱燗好きのあの子と行っておけば良かったな・・・
〜〜〜
付記:辰巳先生の名言

食べ物と、自分のいのちが呼応するのを感じること
この経験の蓄積が、自分が本当に求めるべきものを教えてくれる
by francesco-leica | 2007-03-07 14:58 | 日記


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