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新しい生き甲斐、かも

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秋から、上智大での講義が始まりました。
所属は神学部ですが、全学部共通科目「音楽の歴史」です。おそらく現役の演奏家が通史を講義するなんて日本でもここだけだと思います。好きなことだけ教えればいいなら、いくらでも漫談できますが、通史となるとこれは相当プレッシャーを感じています。

特に、今年は中世、ルネサンス、バロックをやるので、専門外のところもちゃんと勉強しなければなりません。そこで、大量の本と、CD、DVDを買い込んで夏からシコシコお勉強をしていますが、まあ、中世、ルネサンスのおもしろいこと!音楽の歴史とセットにそのあたりの歴史も勉強していますから、フランク王国から始まって、ブルゴーニュ公国、百年戦争、もうおもしろいおもしろい。ちょうど読み終わったばかりのホイジンガ「中世の秋」もぴったり頭の収まるべきところに収まり気分が良い。

夢中でやるので、1時間半の講義があっという間に感じます。


学生も静かに、ちゃんと聴いて、参加してくれますから、本当にうれしい生き甲斐の時間が頂いたと思っています。

講義のあとは紀尾井町のオバカナルでお茶をして、つぎの予定地に行くことにしています。
by francesco-leica | 2011-10-28 23:38 | 日記


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