ハーディングさまとの怒濤の1週間が終わりました。
このあと新日フィルは彼とベト7が残っていますが私は降りていますので、今日まで。 素晴らしい、音楽三昧の日々でした。なんて素晴らしい指揮者でしょう。 マーラー5番は今日が3回目(3.11も入れると4回目)。 今日は、初日の異常な高揚感とは違う、一番しっくり、しっとりとした流れになったと思います。 毎回違うって、素敵。 たくさん知り合いが来て下さっていて、本番後にロビーに出たらびっくり。 (独り言) いやあ、今日やられると思わなかった・・・。びっくりしたあ。 ハーディングの時はいつも指定の、対向対置にもすっかり耳が慣れました。 機能の面ではどうかわかりませんが、音としては、絶対に対向配置のほうが「面白い」と思います。 ファースト/セカンドの機能が後ろからは目で見えやすいのもいい点です。合わせやすい。 いつも目の前にいるセカンドのみなさんが向こうにいってしまって、いつもちょこちょことした会話をする方たちが側にいなくて寂しい。代わりにチェロ軍団の方たちと、会話できるのは新鮮です。 我々からは正面のいつもヴィオラのところにセカンドがいて、今回はセカンド客演首席に、上野が本拠の名門オケの看板美人奏者さんがいらしていて、音だけでなくその素敵な弾き姿に見とれる、というオマケも付いていました。見とれすぎて小節数え間違えそうになったので程々にしましたが(笑) 天は二物も三物も与える・・・。 そういえば、 女性演奏家の場合、わたしは、その人がどんな美人だろうが、性格よかろうが、演奏がイケてなかったら絶対惚れない、はず(年取ってそうなってきた。実に可能性を狭める指向です。よくない)。 H足、銀管ピッコロ大集合の図。 フルートは、ヘインズ二本(一本アキヤマ頭部管付き)、パウエル、ロット。 ピッコロは、パウエル、ヘインズ二本。 なんと、白尾さんのヘインズピッコロと、わたしのH足ヘインズ、たまたまですが15番違いでした。びっくり。 白尾さんの昔お使いのヘインズは、アルプスで亡くなった加藤恕彦さんのヘインズと一番違いだったそうです。 白尾さん作、ピッコロ三銃士。 このあとは今週、ひたすらレッスンです。 学生には、志高く持って欲しい。。。 なんだか現実に戻るのが怖いような気がします。ハーディングさまと早くまた演奏したいなあ。 冒頭にやったエルガーが本当に素晴らしかった。彼も心にきたものがあったようで、イギリスモノをこのオーケストラとやりたい、と言い残していました。
by francesco-leica
| 2011-06-23 00:10
| 日記
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