つい先日、外れがないレストランと紹介した、Immervollですが、本当に外れがありませんでした。
結局、ウィーンにいる間、毎日通ってしまいました。 今日は夕ご飯、17時半くらいにいきましたが、もう夜の予約の紙が全ての机に置いてあります。店員さんに聴いて、予約までに間のある机につきました。 頼んだのはナチュールシュニッツェル、付け合わせに小さなサラダ、飲み物は大好きなグリューナー・ヴェルトリーナー1/8l。 ナチュールシュニッツェルは所謂ヴィーナーシュニッツェルの衣のない版です。 パッと見、生姜焼きです。付け合わせにはご飯。いやあ、おいしい。本当においしいの。 付け合わせがご飯ってのも新鮮。 味付けが繊細なんです、ここは。量もこれでもか、でないし。 更に後から野菜が欲しくて、「何か小さいサラダあったら頂戴」といういい加減な注文で来たミニサラダ、この野菜がおいしくてびっくりした。ドレッシングもこちらのよくある、ド甘いやつではなく、野菜の味が分かるようになっているもの。 そしてまあ、これは当然といえば当然、ワインはもう素晴らしい。このオーストリアでしか飲まれない、グリューナー・フェルトリーナーは瑞々しい、ぴりっと刺激的な若い味の白ワインで、辛口中の辛口、どうして日本にも入ってこないのか不思議なくらい。 本当にうそのように外れのないレストランだ。 ここ、留学生の友人に2〜3年前に教えてもらったのだが、ますます繁盛、客層は昼は地元のビジネスマン、夜は家族や友人、ちょっと高めの値段のせいか、若い人よりは中年層が多い。個人的には他のお店に行く気がしなくなるほど気に入っている。しかもホテルの並びの次の角、ときた。 冬は寒いので、ホテルを出て左のImmervollで飯を食べ、ホテルを出て右にちょっとのOberlaaでケーキを食べる、というパターンでほとんどの用事は終わってしまう。 関係ないのだが、 もうちょっと先に外山のラプソディーの首席を吹かせて頂くので、往年の名手たちの録音を聴きながら、ウィーンの夜を一人過ごす私・・・。あの例のフルートの大ソロ、どうやって吹こう。ヤマトダマシイ・・・。
by francesco-leica
| 2011-01-10 04:23
| ウィーン滞在記
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