なんという久しぶり、2年振りのマフテイ訪問。 時は流れる、担当のアンカは結婚し、子供が生まれ、早い時間は出て来れなくなった、との由、朝一番で工房まで行くと、親方と奥さんが出迎えてくださる。 きれいなボルドーのボタンアップブーツが出てきました。お待たせ!と心の中で声をかける。 親方自ら履かせて下さる。 「最初はボタンも固いから、だんたん柔くなるよ」結構な怪力で、ボタンを締めてゆく。 結構キツいな・・・。2年で相当軟弱になったわたしは思います。 でも全部ボタンを締めてすっと立つと、なんというか、心の高揚感を感じる。 右足の小指と踵にちょっとだけ当たりを感じるのでそれを指摘すると、すぐにちょっと柔らかくして来て下さり、当たりは解消。 いやあ、きれいだなあ。 「親方は真のマエストロですよ!」と言うと、 親方照れてしまったようです。「いやいや普通、普通」(ノマール、ノマール)とお返事。 お次はダービーのちょっと変わり種のフルブローグ、茶のアンティークフィニッシュをお願いしました。その次なのですが、一足くらいいいよね、大人だし・・・と、人生初のクロコ、あるいはエイを検討中。
by francesco-leica
| 2011-01-08 14:26
| 服飾雑記・靴
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