カテゴリ:日記( 973 )

御復活祭、おめでとうございます

御復活祭、おめでとうございます。

クリスマスと並んで、大切なイースターですが、イースターはこの日に洗礼を受ける方達が多いこともあって、喜びもひとしおです。
上野毛教会の徹夜祭の御ミサにあずかることができました。
生まれ変わった気持ちで、新しい一年を精一杯働き、考え、歩みたいと思います。

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by francesco-leica | 2017-04-17 11:44 | 日記 | Comments(0)

シモン・ゴールドベルクの録音

松本での幸せなバッハの時間を終え、先ほど帰宅しました。
小林道夫先生率いる、松本バッハ祝祭アンサンブルの5回目の演奏会でした。
1日目は小林先生のチェンバロ協奏曲、2日目は、大塚直哉さんの指揮、桐山建志さんコンサートマスターでのマニフィカトでした。

松本は素晴らしい街です。羨ましいくらいにいいお客様に恵まれています。鋭い耳をお持ちの「怖い」お客様です。
そして私はなんと素晴らしい先生と、先輩と友人たちに恵まれているのだろうと改めて実感する時間でした。
チェロの花崎さんからゴールドベルク先生の思い出のお話をたくさん伺って、伝説のシューマン4番の時のお話もうかがいました。あれが、どれほどオーケストラ(新日本フィル)にとっても、お客様にとってもとんでもない奇跡のような時間だったのか、と。私は最近発売になった録音を聴いて、もう度肝を抜かれたのですが、納得でした。
知り合いの先輩楽団員の方達のどなたに聴いても、いままで一番素晴らしかった演奏会、と聞くと、ゴールドベルク先生とのシューマンと答える方が多かったのです(あとはロストロポーヴィチとのショスタコなど)、そのどちらの巨匠ともご一緒できなかった私の経験のなかでは、忘れられないのは震災の日のハーディングとのマーラー5番です。

帰宅してすぐに、届いたばかりのゴールドベルク先生の最後(亡くなる直前の)のリサイタルの実況を聴いています。なんというのか、何回でも、何十回でも、繰り返して聴き惚れていたいような滋味溢れる演奏!ピアノも素晴らしい。本当に、テクニックを超越して聴こえてくる、音でもない、なにか、気高い精神の震えのようなものを感じとっています。感動しています。
いま、「雨の歌」を聴き終わって、ジーンとしすぎてもう寝ることにします。

音楽って素晴らしい!

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by francesco-leica | 2016-02-15 00:41 | 日記 | Comments(0)

近況

横浜シンフォニエッタの第10回公演が会心の出来で終演。多くのお客様にご来場いただき、ありがとうございました。

10月台湾。11月パリ。12月たぶんイタリア。1月ウィーン。2月ウィーン。

久しぶりに調子が出てきました。(調子はいつもいいのですが)

人生のあらゆる要素の歯車がピタリと合いだしたようです。
生きていることが愛おしい。
仲間や家族に感謝。
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by francesco-leica | 2015-09-14 02:33 | 日記 | Comments(0)

アキヤマフルートの新作

久しぶりにアキヤマフルートへ。ロット用の新作頭部管、あとなんと、新作のドリュス・システムの楽器を見せて頂く。

先日珍しく、秋山さんから電話があり、見せたいものがある、というので、これは何かあるな、と思ってやっとついでが出来て行く。

ドリュスはオフセットGでポストが内側に来るタイプ、素晴らしいものなのだが、そのあと吹いた新作頭部管のあまりの素晴らしさに驚愕、というか発狂してしまい「なんだこれはなんだこれは」と繰り返して吹いているうちにドリュスのことは忘れて殆ど吹かずに帰ってきてしまった。見せたいもの、ってこれか。

頭部管はオールドフレンチシルバーの巻き、ライザーはごく薄く、低い、これも巻き、プレートはロットのコピー。なにより、軽い!これはもうロットの初代と同じ、いや、もっと良いかもしれない。この軽さは実に重要なのです。歌口はかなり小さいのだが、そんなの関係なく、私の知る歴代のアキヤマ、数々のロットも全部ひっくるめて一番コントロールは良い。息の抵抗は強いが思ったとおりに吹ける。音量、音のオーラ、色気、全て満ち満ち溢れている。うそだと思ったらどうかお願いよ、一度吹いてごらんなさい!ただし、お腹の支えの弱い人、アンブシュアを脱力できない人、息の太さをピントを変えずに細く太くコントロールできない人、音に色気の無い人、乱暴な人には向かない。そういう意味では吹き手を試す。

ぜひ、偏見を持たず謙虚にこの頭部管を吹いてみて欲しい。きっとわかって頂けると思う。これ、半年くらい慣らしたらさらに音が花開いて深みが出てくるだろう。想像するとヨダレがでそう。
秋山さんには、「おめでとうございます」と言うしかない。
そしていままで散々!文句と注文ばかりつけてきたことをお詫びいたしましょう。
私が欲しいのは、Est! Est! Est!
大袈裟だと思うでしょう?いやいや、本気です。

365gしかない初代ロットの重さに合わせて注文します。リングはちゃんとかわいいロットみたいのにしてくださいね、とだけお願いして、後は18kか14kか、銀リップでお願いするかを考え中。

(写真で、リングが傾いているのは、まだ仮のもので止めていないからです)
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by francesco-leica | 2015-06-01 10:12 | 日記 | Comments(0)

フリージアと日本スズラン

春ですね。我が家のベランダで咲いた、フリージアに日本スズランです。
華やかで、そして清楚。素晴らしい香り!
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by francesco-leica | 2015-04-19 14:15 | 日記 | Comments(0)

マクサンス・ラリュー讃

昨夜、フルートの演奏会へ。

マクサンス・ラリュー フルート・リサイタルを聴いてきました。

1934年フランスのマルセイユに生まれる。10歳でマルセイユ音楽院に入学し、ジョセフ・ランパル氏 (ジャン=ピエール・ランパル氏の父)に師事。
その後パリ音楽院にてガストン・クリュネル氏に師事。
1953年ミュンヘン国際音楽コンクール入賞、翌年ジュネーブ国際音楽コンクール優勝。パリ・オペラ・コミック、パリオペラ座管弦楽団、リヨン国立高等音楽院、ジュネーブ音楽院教授を歴任した。50年以上に亘り、世界各国にて演奏活動を行い、数々の録音を残してきた。

これを企画したドルチェ楽器(パウエル・フルート・ジャパン)には、心から御礼をいわないといけない。
本当に、幸せな時間を過ごしました。
本物のフルートの音を聴けた。
79歳から力と喜びを受け取りました。

うまかったねえ・・・。洒落ていたねえ。
フレンチサウンド、健在。
中堅より若いフランス人の笛吹きから、(少なくても私が、『フレンチはこんな感じ』、と思っているような)フランスらしい音を聴くことは極めて難しくなってしまった現状で、この79歳のおじいさんから、しかも最新のパウエル(しかも!頭部管は例のウイングで)から、これ以上ないようなカラフルで軽やかに歌い上げる音楽を聴くことができ、渇きが癒えました。

フルートを吹くことへの憧れの気持ちを、思い出させて頂きました。

あんな楽しく、軽々と素敵な笛が吹けるなら、パウエルの金にしてもいいかな・・・?
(と思ってしまうくらい楽しかった!)
(ただ、本当にはいつかヘインズの金を吹いてみたくてしょうがない、誰かデボー以前のを売りたい方はいないかしら・・・)

家に帰ってから確認。なんと、私が生涯最初に買ってもらった、フルート名曲集のCDはラリューさんのでした。
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by francesco-leica | 2013-11-27 23:18 | 日記 | Comments(0)

チャリティー演奏会終了

上野由恵さん、碓井俊樹さんとの共演、トリオによる「難民を助ける会」チャリティー演奏会、終了しました。
芸高からの同級生と、同門の芸高の後輩(教育実習の生徒)、楽屋でも合わせでも、袖で一緒に飯を食っているときでも、延々ときゃっきゃしている仲の良さに、司会の加藤タキさんも驚かれていました。芸高の仲間が揃うと、完全にタイムスリップして先輩後輩関係なく「ほぼ家族」状態になります。
私と上野さんは使っている笛(彼女はムラマツ金、僕はおんぼろロット)も違えば、吹く時の姿勢のようなものも違い(元気熱血な上野さん、私は「いたって冷静に」、でも燃える)ピアノの碓井は相当面食らったようですが、なんのなんの一緒にやれば、同じ教育を受けて育ったもの同志で通じる会話を楽しみました。本当に彼女はうまい!さすが日本一になった魅力的な笛吹きです。

笛吹きの二人は「わー息ぴったり!」と盛り上がり、聴いておられた方は「ち、違う・・・」と楽しまれたようで、私もはやく録音を聴きたい〜、と思います。私は見た目はほとんど動かなかったり、背筋をピン!としていますが、音楽はかなり揺さぶりハッタリをかけるタイプですので、そのあたりのギャップもおもしろがって頂けたかしらと思います。それでも上野さんの元気一杯に影響を受けないはずもなく、いい刺激をもらって感謝。

アンコールは羽目を外しました!ゴールウェイ版のトルコ行進曲。笑えますよ。いい編曲。

難民を助ける会(AAR)のスタッフのみなさんのおもてなしの心、趣旨に賛同していらしてくださった多くのお客様の温かさに感激の一日でした。

今度は、横浜シンフォニエッタと山田和樹、ピアノの中村紘子先生でAARの演奏会に出させて頂きます。
2014年2月17日 19:00 開演 難民を助ける会 特別コンサート サントリー大ホール


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撮影:遠藤宏
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撮影:遠藤宏

(私が着ているのは有田一成さん渾身作の燕尾服、我ながら写真を見るとカットが奇麗ですね)

最後に袖でもぱちり。一姫二太郎(意味は違いますが)。
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お越し下さった皆様、ありがとうございました。
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by francesco-leica | 2013-10-10 00:59 | 日記 | Comments(0)

カルボナーラ

日曜の下田公演が終わりほっと一息。

小林道夫先生、ソプラノ幸田浩子さんをはじめ素晴らしい共演者のみなさまのおかげで本当に素晴らしい時間を過ごすことができました。
下田、わたしにとって、大切な場所です。本気で別荘とか、考えてしまいます。
来年の1月22日には、チェンバロ辰巳美奈子先輩とオールバッハプログラムで演奏会もさせていただきます。

緊張していたせいか(風邪の咳を我慢しているのが結構つらかった)、超快適運転で帰宅したらひどい腰痛で歩けないくらい。疲れかしら。

今日は新日フィルのヴィオラ、吉鶴さんとの演奏会。錦糸町のイル・チェルカトーレという素晴らしいイタリアンレストランにて。お客様が喜んで帰ってくださるのがうれしいです。我々もおいしいお料理を堪能しました。最後に作っていただいてカルボナーラは絶品でした。
木曜は同シリーズ、下北沢に出撃です。

すみだ水族館というところがあるのをさっきまで知りませんでした。
海外育ちで日本語が少し怪しい某指揮者さんが水族館のことを「えーと、えーと、なんだっけ、お魚の動物園」とおっしゃってたのを思い出しました。

まずは風邪を治さなければ・・・。体は元気なのですが、咳がひどくてね。
けっこう、体力奪われる感じがしますね。

明日は一日大学なので、もう休みま〜す。
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by francesco-leica | 2013-04-24 01:55 | 日記 | Comments(0)

4月1日

以前、アジアフルート連盟を立ち上げた時に、設立年月日を4月1日にしようとしたら、中国だったかな?の理事の先生に「冗談だと思われるから、絶対やめたほうがいい」と真剣に言われて、単に4月としたのを思い出します。

今日から、大先輩の一木先生の後任として聖徳大学音楽学部の常勤講師をさせて頂くことになり、朝8時半に松戸について、辞令を頂き、新任職員のための講習を受け、名刺をもらったり、徽章を襟につけたり、施設見学(広い!)をしたり、管弦打楽教員室の机の場所と向きを決めたり、自分の内線番号をもらったり、乾杯やら会食をしてきました。さすがに帰りの電車で眠りこけてしまいましたが、人生の新しい一歩を記すことができました。演奏活動の場では変化はありませんが、組織というものを通して、少し責任が重くなったのと、関わる学生さんたちには、音楽を通していい人生を送って欲しいなあと思います。そして、今日は誰からもウソはつかれず、私もつかなかった(と、思います)。
松戸近辺のみなさん、全く馴染みのない土地ですが、いいところだな、と思いました。どうぞ宜しくお願い致します。
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by francesco-leica | 2013-04-02 00:30 | 日記 | Comments(4)

絶叫しています

やらねばならぬ事務作業。読まねばならぬ書類、きれっぱし、楽譜、もろもろ。出さねばならぬ手紙手紙手紙、請求書、納品書、チケット。お返ししてない年賀状の束!またまた書類書類、楽譜。これからの楽譜手配。レンタル楽譜の手配。見積もり。旅行の準備。書かねばならぬ原稿。さらわねばならぬ曲。打ち合わせ。演奏会メンバー集め。試験前のレッスン!楽器の調整にもいかないと。アベノミクスによる金融資産のリバランス。美容院。講義。レポートを読んで成績を付ける。これらを今程リストにしてみた。熱燗だってビールだって飲みたくなるぞ。日曜日は教会に参ります。そしたららら。いま、想像しただけで確実に、少し気持ちが悪くなった。無理しない主義とかいいつつ、どうみても無理してる。一人でやれる量を超越している気がする。
まあ、なんとかなるかな。何人かの友人も同じようなことコナしてるから孤独感はないけれど。信じられない忘れ物とか、呆然とするケアレスミスが、徐々に出てきましたので、気をつけます。

2〜3月は国内外でもちょっと遊ぼうかと思いますのよ。4月からまた怒濤に忙しくなるので、充電が必要な感じです。35歳、まあ、働き盛りなんですな。静かで落ち着いた生活なんていつになったらできるかわからないけれど、今は、猛烈に変わっていく時にします。もっとたくましい大人の男になりたいのだ。まだまだ、自分は、まだまだ変わる余地がある、と思って。誰でも出来る事なんて死んでもやりたくないのだ。もっと素敵に生き生きと生きたい。
それでも安らぎは欲しいのよね。全然今、安らいでないから。あと、こうなると秘書は欲しいです。とはいえ、秘書にやること説明する暇があったら、自分でやる方が早そう・・・。説明しないでも出来る秘書ならいいのか・・・。


どんな忙しい毎日でも、フルートを吹く時間がない日でも、本を開かない日はない。川端康成「古都」読了。感動の嘆息とともに。大好きな作家は数あれど、やはり私は川端世界がもっとも身にしみて、ありがたく、いつ、何度、どこを読んでも新たな感激に包まれる。彼の生み出す世界には、私の理想にしたい何かがある。静謐で、気品と潔さが漂う人々の生活がある。
千重子が苗子に最後に言う「さいわいは短うて、さびしさは長いのとちがいまっしゃろか。」が心に沁みる。

そしてその次に川上弘美「ありがとう」読了。本当にこの人は・・・自然の天才。妙に肉感的なのに(つまり女性的なのに)、文体がベタベタナヨナヨしていないから、不思議に引き込まれる。そして妙に人工的な、その自己韜晦のうまさ!素晴らしい嘘つきなのだ。すごいなあ。しかし、読み始めたときは川端康成の世界とのあまりの違いに酔いそうになった。やはりポップなんだよ、基本的に軽くて、そこらへんっぽいのことで。悪いとは思わないけれど。好きな本とか作家を超わがままに5冊とか5人とか選べ、みたいになったときに、現代の中堅〜若手作家は多分一人も入らないな。いやだな、音楽と一緒だ。川上さんは女性からみた女性の心理描写が本当に上手で、「なんでこんなことするの、言うの」とか「なんでここで泣く!?」みたいな理解不能な(面倒くさがりのワタクシは正直言って面倒なので嫌いな)女性のひねった一面をきちんと理解させて下さるので、やはり読んでよかったのよ。とはいえ、川上作品に出てくるような捻くれた(あるいはこれが真の姿!?)女性は、興味はひかれるかも知れないけれど、好きにはなれないだろうなあ。ではおやすみなさい。腹減ったなあ。
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by francesco-leica | 2013-01-11 03:24 | 日記 | Comments(0)