カテゴリ:国内旅行記( 22 )

福岡、伝説のラーメン

演奏旅行に福岡に来ております。

小林道夫先生率いる、松本バッハ祝祭アンサンブルの福岡公演、そしてこのあとに札幌公演があります。
本当に素晴らしいメンバー。幸せです。
私は、管組2番とブランデン5番のみの参加。古楽器(フラウト・トラヴェルソ)です。

私は初福岡。九州にはあまり縁がなく、いままで数えるほどしか来ておりません(基本的に西日本には縁がない、九州四国も)。

ちょっと温かく、居心地の良い感じに気付き、不思議な聴いたことのないイントネーションにワクワクします。基本的に「北より指向」の自分にはなにか、違うなあ、という気も、ちょっと海外旅行の楽しみに近い楽しみ方をしています(確かに、ここは海外です)。

地元の先輩のおかげで、おいしい海鮮にありつき(「まこと家」というお店!素晴らしかった)、仕事も順調に進みました。

昨日のお昼、Vn長岡君に案内してもらって福岡市舞鶴の伝説のラーメン屋にいきました。案内無し、看板無し、ガラスの戸には目張り、一見さんお断り、数々の「トラップ」が仕掛けてあり(辛子高菜の鉢に先に手をつけたらNG、携帯をいじるとNG、写真撮影NG、麺からさきに食すとNG等)それらを踏むと即座に強制退店、らしい・・・。どれが本当がわかりませんが、一見さんデスガ、行って参りました。

「元気一杯」というお店です。看板はないのに、名前はあるのですね。

自分は、仕事柄、マネージメントのようなことも興味を持たざるを得ないので、この店のキャラクターや、戦略を考えると、これは相当な知恵(やらせ)を感じてしまいます。
さてさて、大事なのは味ですからね(といいつつ、味だけいいけど他はいまいちという店が大嫌いな私です)、まあ、ちょっとだけ斜に構えた心で店にたどり着いたとお考え下さい。

たしかに、到着すると、ただの事務所のようです。教えてもらわないと、本当にラーメン屋とは、わからない。ちょっとだけラーメンっぽい匂いはしています。ガラス戸には目張り。青バケツが開店の目印。

同行の長岡君は以前にも来たことがあり、勝手を知っています。
ガラガラと戸を開けると、なかは・・・「ラーメン屋だ」。昼前から満席でしたが、お店の明るく、親切な対応にほっとしました。少し外で待ってから入ります。なんだ、親切じゃないか!
メニューはラーメン、チャーシューメン、キクラゲラーメン、替え玉、ご飯、以上。

私は、普通のラーメンを頼みます。

かなり濃厚なポタージュ風塩トンコツラーメンです。
「スープから先にどーぞ!」はいはい。もちろんそのつもりです。
おお、おいしい!
濃いけど、スルスルいけて、でも、うんやはりストロングです。

麺もおいしい。替え玉なんて、10年ぶりくらいにしてしまいました。
確かに、これは本当においしいラーメンでした。伝説の通りかも。

お店を出て歩きながら、もうラーメンしばらくいいね、と話しました。
この「元気一杯」のラーメンが、あまりにおいしく、且つ強力であったので、しばらく摂取を控えようということです。それにこれ以上美味しいトンコツラーメンをちょっとイメージできなかったので、その思い出を汚すまいと思ったのです。
このあとは札幌です。好きな古き良きラーメン屋があります。迷います。多分食べます。

また福岡に来たら、きっとこんどは一見さんではない、という顔で、またここに来るでしょう。

ただ、やはり、というか、私の好みは、あっさりとした東京風の醤油ラーメンですね。
トンコツラーメンは一年に一回でいいです。おいしいのですけれど。
こちらのものは、なんでも、私にはちょっと味わいが強すぎるようです。

あと数時間で、福岡を離れます。

昨夜は、本当にたくさんのお客様にアクロス福岡においで頂き、幸せでした。
ありがとうございます。

中州の夜景です。
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by francesco-leica | 2012-10-31 08:54 | 国内旅行記 | Comments(2)

うなぎ大合唱

北群馬、北長野ときて、伊豆下田です。

小林道夫アカデミーin下田2012の実行委員長をつとめてまいりました。
熱心な受講生、下田の皆様のサポートのおかげで5年続きました。
来年は一旦お休みとなり、別の大イベントを東京で企画しています。下田でまた、いい継続の形を考えてゆければと考えています。
とにかく、無事に終わって感謝。

いつ行っても、この町は温かく、人々は親切で、ほっとした気持ちになります。

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この町にいく楽しみの一つ、
小川家さんのうな重。
ちょっと味が変わったかも知れません。
僕はおいしくなったと思います。

この一週間でウナギ3回食べました。北杜夫の小説状態。

グルメの伊豆紀行。
河津の花◯さんも素晴らしいですし、あと、今回はもう超絶絶品の天ぷらに出会いました。
下田のちょっと先、「里味」さんです。釜飯と天ぷら、「うそ・・・」という素晴らしさでした。
車がないとちと行きにくいですが、これは毎回行きたいお店。
おいしいものを教えて下さる下田の皆様に心から感謝。

人は親切、食べ物最高、温泉ゴボゴボ。


今程帰宅いたしました。
山道の運転、ちと、くたびれました。

あと、ちょっと絶叫ものの怪談(実話)を多数仕入れてきました。
私自身もいくつか経験があるのですが、その話は
あまりの怖さ(そう、いつもは怖いとは思わないのですが、これは本当に、怖いです)に、
冷静に「それ・・・怖いです」という感想しか言えませんでした。
夏のうちに、聴きたい人は・・・いらっしゃい・・・。



〜〜〜見つけた、気になる(つまり、その通りだと思う)文章〜〜〜

終戦記念日の空を仰いで、「平和立国」はつらいと思った。「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」と憲法は言うけれど、ロシアや北朝鮮を含む国々の「公正」を信じられるか。領土的野心と敵意に囲まれた日本の前途は厳しい。

発信箱:「平和立国」はつらい=布施広(毎日新聞)
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by francesco-leica | 2012-08-20 02:55 | 国内旅行記 | Comments(2)

群馬に北長野

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この1、2週は家にあまりほとんどいない、夏らしい期間。
まず第一弾は群馬県はみなかみ市の国道17号沿いの温泉、猿ケ京にて母校、玉川学園の高校の吹奏楽の合宿。
すぐ側に、上杉謙信が北条攻めの際に立ち寄った日枝神社がありました。元歴史オタク少年にはしびれます。温泉も気持ちよかった。個人レッスンに、セクション練習に、木管分奏に結構動き回りました。
そして、指導した高校生は金賞をとりました。よかった!

ちょっと帰宅して、
北長野に白尾兄弟フルート合宿。今年で4回目です。受講生としてではなく、「遊びに行く」という形。例年通り、素晴らしいレッスンを聴講して、ちょっと練習もできて、ゆったり温泉と散歩、読書、夜にちょっと飲み会、みたいなリラックスの数日のつもりでした。ついたら突然、モーツァルトの協奏曲314の3楽章を次の日のミニ本番に吹くことになっていました。
ひさしぶりに焦って練習しました。冷や汗をかきながら吹きました。
いつもはなにかと用事ができて最後までいられないのですが、今年は最終日までご一緒できて、野沢温泉までミニ旅行に行ったり、最後は一日白尾家の子になって楽しく幸せに過ごさせて頂きました。

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北竜湖のほとりでの合宿。古い修験道の霊場です。そのままの遺構も残っています。

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ちかくは野っ原が広がっています。
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霧の中ハイキング。
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で、また帰ってきて、ナポリアイスを食べる一日を過ごし、明日からは下田で音楽アカデミーの実行委員長です。8月下旬になると、またちょっとだけ、ゆっくりできそうです。
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by francesco-leica | 2012-08-15 23:51 | 国内旅行記 | Comments(2)

金沢

だいたい年に何回か、金沢でのお仕事をさせて頂いています。

素晴らしいホール、そして素晴らしいオーケストラがあり、そして、通うほどにその魅力に引き込まれる、街の魅力があります。

古い市街地に関してはもうだいたい散歩もしつくして、だいたい土地勘もできてきました。

さて、今回はアンサンブル金沢の定期と、東京公演、横浜公演と続く長いお仕事です。団員のみなさんとも親しくさせていただいて、とても快適で、楽しく実り多い滞在でした。

曲はヴァイルの交響曲第2番(知られざる名曲でした)、プーランクの2台ピアノ協奏曲、ラヴェルのマメールロアのバレエ全曲版です。ヴァイルは初めて、ラヴェルも全曲は初めてです(つなぎが増えて曲順も違う、演奏しやすいのは組曲版かなあ)。
ひとつハプニングは、全部2番とピッコロのつもりだったら、連絡がうまくいかずにプーランクは私が頭を吹くことになっていて、初日はちょっとあわてましたが、この曲は何度もやっているおかげでなんとかなりました。まあ、経験は役に立ちますね。

外国の方の多いオーケストラで、独特の雰囲気、オーラがあります。
心から楽しみ、かつ緊張を感じながらお仕事させて頂きました。
ホテルをいつもホールの隣にとるので、燕尾服を来たまま出勤、帰宅できるのも楽です。

ヴァイルは、三文オペラや「マック・ザ・ナイフ」(これは、名曲!)など、もうヘナヘナになる一歩手前の超爛熟系、退廃系作曲家、というイメージでしたが、この曲、本当に素晴らしい名曲です。
心から退廃を楽しんでいます。キャバレー音楽、ジャズ、タンゴ・・・ヒトラーが唾棄しそうにきらいな「退廃藝術」路線突っ走りながら、そのなかに泣き伏したい程のロマンティシズム、自傷的な感傷がちりばめられています。この人は100%の天才です。そしてめちゃくちゃかっこいい。
そして、歯が浮きそうに奇麗です。しかも、人工的な美しさ。これはワイルドの言った、「人間の第一の責務は、限りなく人工的であることだ、第2の責務は、まだ見つかっていない」を思い出しました。
この曲は1933年、場所はパリ。その時代も、わかりますよね。
私は、音楽の好き嫌いははっきりありますが、なにより才能を愛するものです。
ヴァイルの見方が変わりました。すごいです。

プーランクは、もうおなじみ、お気楽、美形メロディー。
完全なパロディー路線もおなじみ。好きです。
ガムラン、モーツァルト、ジャズ、そして自作のパロディ・・・「え、それで、なにか、悪い?」という開き直り、超おちゃめ。これはもう、愛して止みません。2楽章など、これまた歯が浮きそうに奇麗。

ラヴェルはもう、ビビりますね。繊細で、ガラス細工のようです。しかも全曲版は結構つなぎが難しいです。ピッコロも目立つのでビビっていますが、まあ、吹かなきゃ始まりませんからピロピロやっております。
指揮者のミンコフスキさん、素晴らしい指揮者。強面かと思っていましたが、まるで(ごめんなさい)くまのプーさんのように可愛らしい、そして優しく、忍耐強く、そして妥協を許さない指揮者です。そして本番の藝術的即興というのかしら、古楽で伝説的名演を繰り広げてきたキャリアが感じられます。指揮も、いわゆる指揮者的な指揮ではなくて、音楽を知り尽くした演奏家の先輩としての「指し示す方向」という感じで、私は好きな指揮です。こちらが操られている感じがしなくて、一緒にやっている感じがします。そしてとても繊細な音量と音質、テンポのバランス感覚のあるかたです。室内オケの指揮者としての最適な能力をお持ちの方にお見受けしました。
あと2日、サントリーとみなとみらい公演があります。楽しみです。

常宿のホテルは今回16階でした。窓から素晴らしい眺め。
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23日に誕生日を迎え、35歳になりました。ひとつの区切りの年だと思います。
色々、この年で決めたいことがあります。
その日、夜、団員の方からお食事お酒に誘って頂きました。寺町のほうにある、知られざる名店。
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お店、薄!!!この写真、トリック写真ではありません。カウンター5人のみ。

おっちゃんの味 またべえ

というお店です。すばらしい!!超堪能しました。会がお開きに近い頃、手品のように、芸高芸大先輩の用意してくださった誕生日ケーキが出てきて、大合唱してくださいました。ほろり。
フルートの方とはジョネ先生の思い出などを聴かせていただいて、それも感激。
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次の日は別の方と、おいしい定食屋さんでお刺身の定食を食べる。やはり魚です。素晴らしい。

回転寿司も超レヴェル高いんです。金沢は。滞在中、5回くらい回転寿司行きました。

今日はお昼にゲネが終わったので、まず、伝説のラーメンを食しに、ちょっと遠出。
先日の寺町の居酒屋さんに行く途中の「神楽」というお店です。有名店らしい。
先日、前を通って、オケにトラにくる人達がわざわざ食べにくる、というので、気になっていたのです。お昼の部の終わる間際だったので、空いていました。

写真はありませんので、言葉での感想のみ。

まあもう、驚愕のおいしいでした。
いままで私が食べてきた全ての名ラーメンが霞む、そんな名ラーメンでした。
澄んだ、さっぱりした、でもじゅわわ、とコクのあるスープ。
光り輝く、ぷりぷりっしこしこの麺。
これぞ本来の肉の味、炭火のチャーシュー。
ああ、もう思い出すだけでどうかなりそうです。
そして、一言で特徴をいいますと、「気品」です。
私の大好きな
「神名備」のラーメンが「偉大」と形容できるならば、
ここ「神楽」は「気品」ですね。

全体的にちょっと薄味なのですが、いつまでも飽きない、そんなラーメン。
ラーメンから後光がさしていました。
わあ、もうびっくりしました。おそるべし。
このラーメン食べるために通いたいくらいです。

私は基本的に超のつく感激体質なのですが、この感激は時間がたっても変わらないだろうなあ。

呆然と帰り道歩き出し、炎天下をホテルまで歩いてしまいました。
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井上靖、吉田健一、それらの小説の舞台になったあたりです。

風情のある、素晴らしい町です。金沢。

最後に、水が素晴らしいんです。
吉田健一さんの「金沢」のラストの台詞(だと思う、うろ覚え)「やはり、この水ですね」、これを思い出しました。
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by francesco-leica | 2012-07-25 23:53 | 国内旅行記 | Comments(0)

VIVA!諏訪

新日フィルでお世話になったヴィオラの吉鶴さんと、そのお仲間のアンサンブルで、諏訪に演奏旅行に行ってきました。うなぎの名店「鰻小林」さん提供での、老人ホームや養護学校での演奏、そして鰻小林でのお食事付きコンサート。プログラムはモーツァルトのフルートカルテットDとA、そして弦カルに編曲された名曲集です。本当に楽しく、有意義で、おいしいものだらけの旅でした。

伊豆の下田と並んで、重要な地方の拠点になるかも知れません。

老人ホームで優しいおじいちゃん、おばあちゃん達と接したり、養護学校の明るい笑顔に接して、これぞ音楽家冥利につきるとおもいました。
そして諏訪は粋人の多いこと!小林さんでのお客様は大半が、お医者さまや社長さん方でしたが、お話の面白いこと!お洒落なこと!粋なこと!いやあ、素敵でした。
素晴らしい職人さんの小林さんとご家族との時間も素晴らしいものでした。

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諏訪湖、美しいです。

以下、小林さんで食べたおいしいものたち。

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生まれて初めて食べた、ウ鍋。
ほっとする味。ぶつ切りに串を打って、白焼きにしてから骨を抜いて鍋にするという手間のかかったお鍋です。

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名物、金銀鰻重。絶品。今までで一番美味しい鰻でした。

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小林さんでの演奏会場の様子(お店の一画に、緋毛氈を敷いて、金屏風。近くの山から持ってきた桜が見事!)


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小林さんの名物酒は、まず出羽桜吟醸を冷やした竹の酒器に入れたもの。そして、伏見の北川本家の醸した富翁を檜の樽と杯に入れたお燗。このお燗、飲む温泉と名付けさせて頂きました。
極楽です。

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小林さんの宴会の締めは、なんと特製ラーメン!!これがまたうまい!
びっくりしました。

あと、デザートのプリンやクレームブリュレも滅多に食べられないほどの美味しさ、心から感服しました。


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あとは、諏訪と言えば「真澄」です。
宮坂醸造の宮坂さんとは以前からご懇意にさせて頂いていまして、久しぶりにお店を訪問しました。
社長ご夫妻ともお店にいらして、うれしい再会でした。
できたての吟醸生酒を頂きました。そよ風のような飲みやすさ。
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by francesco-leica | 2012-04-22 23:51 | 国内旅行記 | Comments(2)

金沢

週末、金沢で過ごしてきました。
もちろんお仕事です。

演奏会は3部構成、なんと四時間近い本番でした・・・。
県立音楽堂の10周年記念演奏会。このホールができたばかりのときにも来ています。感無量。
そして、さすが古都、邦楽のプログラムの豊かさ。

好きな回るお寿司屋さんに何度も通い、のどぐろやら、ガスエビやら、甘エビやら、なめらやら、頂きました。回るお寿司でこれだけおいしいなら、「高級な」ところにいったらどんななんでしょう。
またいろいろ、次に行きたいところは増えました。

お世話になっているオケの方の還暦のお誕生日にちょうど居合わすことができて、光栄でした。
団員さんとお茶したり、指揮者は大学の先輩だったり、温かい気持ちで過ごすことができました。

終わる時間がなんと1時間近く押して、飛行機に間に合わないかも・・・、となりました。
司会の德光和夫さんと一緒の車で、富山空港まで送っていただきました。
さすが、涙のジャイアンツ親父。車に乗ったとたんに「すみませんが、ラジオを・・・」
ナイターを聞いていらっしゃいました。温かい、素晴らしい方でした。

さて、今日はお月見ですね。
素晴らしい月・・・。
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by francesco-leica | 2011-09-12 21:11 | 国内旅行記 | Comments(6)

下田

下田にいって参りました。
カンタータクラブのOB会として、
小林道夫アカデミーin下田2011を主催して、自らも受講生として参加して来ました。
素晴らしい3泊4日でした。

カンタータの6番、140番。
美しい、素晴らしいカンタータです。
小林先生の指導と指揮、昔から素晴らしかったですが、もう魔法のような時間を味わいました。

そして、個人レッスンの時間に聴いた、
大好きなシューマンのMondnachtのすばらしさに絶句。

カンタータの演奏には、「リート的」な精神が必要なんです。
という先生の言葉に深くうなづきました。


そして!おいしいものをたくさんいただきました。

下田のみなさま、いつもありがとうございます。
これで、わたしの夏は終わりです。

もっと若い頃は、夏がおわることに、あまり感慨はなかったように記憶しています。
「夏なんて、またいくらでも来るんだ」という感覚だったのだと思います。
ただ、少しばかり大人になりますと、少なくても、「いくらでも来るんだ」とは、
思っていないようです。惜しむ気持ちがあります。
いい夏でした。来年はどんな夏でしょう。
わからないことがたくさんある、というのは、きっといいことだと思います。

しかし、今年、花火(大会)がみられませんでした・・・。
いつも、なにかひょんなことからチラリと見えたりするのですがね。
来年!


下田、本当によいところです。

今回頂いたおいしいもの。

絶品のうなぎ。
地物のお寿司。
松茸。
柔らか〜い鮑を肝の餡かけご飯で頂く。
桜えびのしんじょ。
そして、ところてん(地物の天草で作る)!

日本酒の喜久酔の特別本醸造の当たり前のうまさ(これは好きなフレーズ!)に絶句。
なんという酒でしょう。
あっという間に飲んでしまいました。
喜久酔の特別本醸造、東京でも売っているかな。
静岡の酒もいいですよね。

好みのお酒
金鶴、鶴の友

贔屓のお酒
真澄

これに当たり前の名酒として、この喜久酔の特別本醸造も加えたいと思います。

日本人でよかった。日本酒が飲めるんだもの。
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by francesco-leica | 2011-08-29 10:35 | 国内旅行記 | Comments(0)

北竜湖にて

北長野にフルート合宿に来ています。といっても、わたしは先生でも、生徒でも、ありません。

毎年恒例の白尾兄弟門下合宿に遊びにきています。

レッスンを見学して、練習して、散歩して、温泉に入って、食って飲んでしています。

静かで小さな湖のほとりの研修施設はとても落ち着いてきれいで、気に入っています。

すぐそばは信濃國有数の霊場で、なんだかパワーあふれる気もします。
研修施設には温泉があり、いつでも入れるの大変ありがたい。

本もたくさん読んでいます。
何を読んでいるかというと・・・ハリー・ポッター!!
日本語版ですが、面白い。びっくりしました。ちょっと病み付き。


今、これも毎年恒例の師匠連の余興演奏と、橋詰先生の「講義」を聴いてきました。
余興はベルリオーズ「キリストの幼時」、いやもうとんでもないい音のデュオ!
ロットと金のヘインズの共演です。私は金だったらヘインズ(オールド)が好きだなあ。
銀ならロットですが。まあ、金のロットはおいそれとないのでコメントしようがありませんが、
銀ですと、ヘインズはその軽さと、ちょっと鈍い感じがロットと比べると今一に感じることがあります。
音程もロットのほうが断然とりやすいし。ただ、金のヘインズはベランスが絶妙というか、
もっと感じからしてしっくりきます。

私は譜めくりを仰せつかりました。
途中、ピアノが打楽器的になるところで、私があちこちたたけるところをたたいて効果音を出す。
つられて白尾兄が腹鼓をうつ!弟、爆笑して演奏不能になる!止まる!!
というハプニングを経て、無事?終了。

その後の橋詰講義は「五色ヒワ」の聴き比べ。
演奏者名を伏せて聴く。
パユ、ジョネ、ゴールウェイはわかるも、
ランパル、ヴィースラーはわからず。
この中ではやはりというか、ダントツにジョネが好みだった。
聞き飽きないんだよね。ほかのはいつか飽きて、気もそぞろになってしまうけど。

明日、私だけ一足先に帰ります。
お昼に名物のうなぎを食べて、途中、後輩と落ち合ってちょっと遊んでからかえります。
どうせ、帰りは渋滞でしょうね。ゆっくりかえります。

〜〜〜

人生のバイオリズムのようなものははっきりあると思います。
この数ヶ月、私のまわりが急激になにか、動いているのがはっきりわかります。
こうなると流れに逆らっては行けないし、素晴らしい機会や出会いを得たり、逆に巨大なものを失ったり取り逃がしたりするリスクが同居するので、なんだかはっきり言って非常にもやもやと、新しい事態を恐れる気持ちです。ちょっと怖いな。地に足がついていないと大変なことになりそう。
でもこういうときは一気に動くので絶対に目の前に集中していないとだめだ。
こういうときに限って判断を鈍らせる誘惑もくる。本当に大事なもの以外は全部シャットアウトしたい。でもそんなことできるくらいなら悩んだりしない。
冷静に。昔からの仲間と、その忠告を信頼します。
そして、予感が冴えてきているようなので、いい予感、悪い予感を信じます。
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by francesco-leica | 2011-08-14 22:32 | 国内旅行記 | Comments(2)

札幌特急

テレビに向かって拍手したのは篤姫以来です。
NHK「おひさま」本当に素晴らしい、素晴らしい連続テレビ小説です。
今日も大感動・・・。

2日だけ、特急で札幌家族旅行に行ってきました。
今回はリクリエーションとしてではなく、
レンタカーの運転手として、お墓参り、そして数年前に亡くなったおばあちゃんの女学校の同級生のおばあちゃま方とお会いしてきました。
おばあちゃんの「不良主婦」としてのすばらしいお話をいっぱい伺ってきました。
昭和初期の女学校の豊かな感じ。戦争がなければ美術学校に行きたかった。という話。
絵が本当に上手でした。文章も味があって素晴らしくて、音楽が大好きで、なんでもできるスーパーおばあちゃんでした。考えてみれば、わたしも小さいときから割となんでもできましたけれど(それがねえ、唯一手強かったのが音大の受験勉強でした・・・!だから続けられたのかも)、おばあちゃんに似たのだとわかった。

小樽、平岸、円山・・・
思い出のところを巡ります。

今回初めて祖母方のお墓参りもしてきました。
江戸時代は庄内藩士として歌人や書家を輩出し、明治以降、北海道で営林署長や北大の林学の教授など、森に関わる(私の名前の!)お仕事に多く携わった一族です。中学生の私の前に幻の姿をあらわして来て下さった、テニアン島で猛将角田中将らとともに玉砕した海軍軍医少佐のおじ。そして初めてカトリックの洗礼を受けたおば。

短いけれどいい滞在ができました。

父はそのまま北大の同窓会に出席し、私と母と、東京に戻ってきました。

どなたにもお会い出来ず、あんまりグルメなこともできませんでしたが、

札響の大先輩リコメンドのすばらしいスープカレー屋さん、五◯堂(ごーまるどう)のチキンスープカレー、アスパラのトッピング。そして、必ず訪れる、円山の父の実家のすぐ近くの六花亭のソフトクリーム、これはちゃんと押さえてきました。


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by francesco-leica | 2011-06-04 22:12 | 国内旅行記 | Comments(1)

二日目

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二日目
常宿の朝は気持ちがよい。庭の見える1階のカフェでゆっくりと朝食を取り、簡単なデスクワークもやってしまう。このホテルの朝食は、北海道産のものに拘ったメニューが特色で、いつも楽しみにしている。

午前に札幌に在住のお世話になったおじいさまの神父様をお尋ねする。
しかも、この日は私の親戚の中で最初に洗礼を受けられた大おばさまの命日。わたしが生まれるずっと前に、その葬儀を司式された神父様に、お会いすることが出来た。
「よく来たね、よく来たね」と何度も手を包みこむように握って下さる。感激の対面であった。しかも、今日はその後、大おばさまが住んでいてそこで亡くなられた小樽にも別の用事で夕方から出かける事になっている。天国電話健在である。

お昼は大先輩のおすすめの札幌ラーメンの老舗、三平でいつもの味噌ではない「醤油」を食べる。ここのラーメンはなんだか安心する味。
私の好きな「これでもかと思い詰めたようなうまさではない、当たり前のうまさ」醤油といっても、札幌ラーメン独特の表面の油の層があるので、醤油らしからぬ色をしている。おいしく頂いた。ただ、又来たら、やはりまた味噌を食べたいなあ。

その後、懐かしい10年振りの再会、芸高のチェロの先輩に会う。円山公園近くのなんとも味わいあるカフェ「森彦」で、おいしい深煎りのコーヒーを頂く。懐かしい話にあっという間に時間が立つ。

夕方になって、チェロ先輩に札幌駅まで送ってもらい、小樽へ。坂の町、運河の町、ちょっと観光地にしても寂れている印象は拭いがたい。過去の栄光の町。ここで、あんなすげえお寿司に巡り会うとは、まだこの時は気付いていない。

札響の演奏会を、小樽市民会館で聴く。
ペールギュントの1、2組。無料の招待演奏会なので、地元の気軽なお客様達。
静かな場面で「へ〜〜〜っくしゅん!」、オケのハーモニーになぜか完璧にハモる携帯の着信音、フラフラ歩き回る子供らにずっこけつつも演奏はすばらしい。
そう、この音!透明な札響の響き。
今回(いつもだけど)多大なお世話になったピッコロの大先輩の素晴らしい音に聞き惚れた。
古いドイツのピッコロをお使いなのだが、柔らかく、美しく、大きな音。安心しきって聴ける完璧な音程。ご本人は当たり前なのかもしれないけれど。オケ見習いのわたしとしてはどこをとっても勉強になる演奏でした。

前半で乗り番の終わった先輩と一緒に小樽の名店寿司屋「伊勢鮨」へ。
これは・・・。これは・・・。
この鮨を食べる為だけにまた来てもいいと思います。
銀座の名店と同レヴェルどころか、素材によっては遥かに上をゆくお鮨を、銀座の半額以下で頂く事ができました。
下ごしらえの丁寧さ!まったく魚くささが口に残りません。
なにか透き通った、夢の中で食べ物を口にしているかのような軽みと、北海道を始めとする海のエネルギーを純粋に体内にとりこんでいるかのようなまっすぐさ。

http://www.isezushi.jp/

地酒も美味しい。北海道の地酒と、東北応援で、宮城の地酒を頂く。

めずらしいものとしては蛸の卵、「たこまんま」。不思議な味、おいしい。
わたしは食べた事のないものへの不安や、見た目の違和感などで味覚がほとんど左右されない
幸せな性格をしているので(でもこれって味覚の幸せへの第一歩だと思う)、食べた事のない珍味が出てくると本当にうれしい。
珍しいものをたくさん頂きましたが、よっぱらっていたので記憶があやふやです。
撮らせて頂いた写真をみると味がおいしかったのは良く覚えているのだけれど・・・。
それにしても美味しい幸せな時間でした。
終電で帰ろうと外にでると、めちゃくしゃ激しい嵐。雨と風、そして猛烈に寒い。折りたたみ傘が一瞬で複雑骨折しました。いやはや。

最終日、この日も盛りだくさん。
朝食のあと、まず円山公園から北海道神宮へ。小さい頃に父や祖父と散歩したところ。

そして先輩にもらっていた円山動物園の招待券!これを使わせて頂きました。
動物園来たのって何年振りでしょう。上野に16年いたのに、一度も動物園いってないんです私。でも来ました。円山動物園に。

レッサーパンダに悩殺されました。ホッキョクグマの赤ちゃんに瞬殺されました。ペンギンもかわいかった。アザラシも気持ち良さそうだった。面白いですね〜。動物は。

あたりまえのことなんだけど、ひとつ発見したのは、黒い動物、茶色の動物って結構いるのですが、紺の動物っていないんですよ。人間の服で、フォーマルって黒か濃紺、濃灰ですが、濃紺と濃灰は人間だけなのかも。そして黒って案外自然なのかも。

その後、歩いて五◯堂にてスープカレーを食す。
ここも件の食通先輩のリコメンド。
普通のチキンのスープカレー。
あっさりして奥が深い、わたしの好みにガツンのいいお味。
もう夢中で食べ切りました。ここも絶対にまた来たい。

その後、中島公園を散歩して、近くの銀座ライオンでサッポロクラシックの樽生を一杯。
そして札幌に別れを告げました。

帰りのANAはガラガラ。
飛行機は、被災地の上をかすめて飛びます。
この暗い大地(普通夜は市街地が明るく見えるのですが)で必死にいきている人がいる。
こんなに幸せな時間を過ごして、申し訳ない気持ちになりました。
この視線の先のどこかに福島原発もあるのでしょう。

〜〜〜〜

おまけ、ノーコメント。
おもしろいです。ちなみに元ネタは全然関係ありません。偽字幕スーパーです。
「大丈夫、ハーディングさまがいるわ」

http://www.youtube.com/watch?v=6Bb4LLzo_Jg&feature=share
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by francesco-leica | 2011-04-30 01:31 | 国内旅行記 | Comments(0)