カテゴリ:ヨーロッパその他特集( 7 )

パリ滞在記

12月28日の早朝、ウィーンからパリへ。
久しぶりにランドシュトラッセからCATにのる。うっかりしていたのは
CATでチェックインできるのはオーストリア航空と共同運行便だけだった。今回のパリ行きはエアフラだったので、
せっかくひいひい、思い荷物を持ってきたのに、チェックインできず。これなら安いSバーンで行けばよかったよ。

パリではAFバスでエトワールへ。
今回は初めてのホテル、スプレンディドホテル・パリ・エトワール。キレイないいホテルでした。
なにしろ、ベラボウに交通の便がいい。
AFバスをおりて、道を渡ったところです。
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お昼ご飯にはオペラ近くの「こってりラーメン・なりたけ」へ。
おそらくヨーロッパ随一の日本と同じレヴェルでやっているギトギト系トンコツラーメン。
以前、味噌トンコツをデフォで頼んだら、あまりの濃さ、しょっぱさに沈没した経験を生かし、
醤油トンコツのあっさりにしましたら、おいしい!ラーメンなら、ここだな。しかも日本食としては破格に安いです。
ホテルでちょっと昼寝のあと、
夕方、サン・ラザール駅のすぐそばのエウロパ駅まで地下鉄をおり、楽譜屋さん、楽器屋さん街をちょっとあるくと、美しいディスプレイの彼の新しいお店がありました。
このあと何十回通うかわからないが、記念すべき初訪問です。

清潔な仕事場。お手伝いの若いかたも入られました。
棚には涎の出そうなイギリス調の生地がわんさか置かれています。
お土産にもってきた、彼のことを書いた新刊「夢を叶える」をお渡しする。最初の運び屋になれて光栄。
珈琲を飲みながら再会を喜び、近況を話し合う。そして、受け取る予定の2着を出して頂きました。
ゴツゴツの本物のツイードの薄い青に茶の大きな格子柄ジャケット。
薄くてぱりぱりのキッドモヘアの濃紺。
対照的な2着です。

まず、キッドモヘアは完・璧。大人の余裕、男っぽさ、真面目さ、色気、色々なものが表現できる服。
ツイードの方だけ、生地の重さ、硬さのせいか、同じ型紙、同じ作り方でも少し感じが違うのか、これだけちょっと修正ありです。
左の首の後ろがちょっと抜ける。これは生地を馴染ませていくことで合意。

そのあと、健次郎さんと讃岐うどん屋さんでディナーです。
オペラの近くは本当に日本食が多い。これはウィーンからみたらうらやましいなあ。お金だけだせば、日本さびしくないですね。
健次郎さんと服の話をしながら、メトロで帰る。

二日目。
朝、暗い。暗い中起きて、ダイニングでクロワッサンを食べる。
この日も夕方に健次郎さんのところで昨日の修正点を直したジャケットを受け取り、僕らの大好きなモロッコ料理の超名店で飯を食う予定。
パリを楽しく、歩き回りました。
午前の終わり、念願のオルセー美術館へ。けっこう並びました!
ミレーが見たかった。
以前、東京の西洋美術館のオルセー展でみたものも多く、再会を喜びました。

お昼は、サン・ジェルマンの有名なムール貝屋さん「レオン・ド・ブリュッセル」へ。
濃いおいしいベルギービールとバケツ一杯のムール貝、完食しました。
また散歩しながら帰宅。

また健次郎さんアトリエでスーツとジャケットをまとめてうけとり、そのままモロッコ料理のTimgadへ。
ここは3度目の訪問ですが、ほんとうにうまい。こんなにうまいんだ、という驚きのうまさで、
肉と野菜の味を噛み締めます。
クスクスの「地」もサラサラのフワフワです。
心から満足。また来たい、ここも心からそう思います。
お店のホスピタリティも、素晴らしい。おもてなしは日本の専売特許ではありません。
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三日目はお散歩日。
食料品を仕入れたり、夜はステーキの専門店で。
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そのあと、夜のセーヌ沿いを歩く。好きだな。この街の風は。
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翌朝の大晦日の朝はやく、AFバスでシャルル・ド・ゴールへ。
さあ、これでパリ編終了。
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by francesco-leica | 2014-01-31 21:31 | ヨーロッパその他特集 | Comments(0)

フィリア、下田、ナント、パリ

フィリアホールの本番、下田での「天地創造」、そしてフランス・ナント公演と、あまりにどれも大きな思い出を残す公演で、もうとてもとても文章にまとめられない。

お客様、親友であり偉大なマエストロ山田和樹と、素晴らしい仲間と、ご協力くださった各位に心から心から御礼を申し上げたい。

一言ずつ。
フィリアのシューマン。シューマンは本当に難しかった!最初、オケはぎこちないところもあったと思う。後半に向けて尻上がりによくなっていったのでは無いだろうか。お客様とゆっくり終演後の時間を取りたかったのだけれど、慌ただしいご挨拶になってしまいました。ごめんなさい。
この公演から、お借りしている素晴らしい後期の1938年製のロットを本格的に使用しはじめました。
太くて豊かな音、低音から高音までまったく引っかかり無くスイスイとコントロールできて、ちゃんと音色もある、いつも白尾さんと話す「現代的に吹く為の最高の妥協点」としての後期ロットです。どうもリッププレートも後期のはより口に近く、より開いて吹けるようになっています。これが低音の補正にはありがたい。
そして、私の参加する横シンでは初めて、盟友の小池郁江さんに前半の首席を吹いてもらったことも個人的大イベント。とても楽しく、うれしいひと時だった。彼女がまだ大学1年生の時に、横シンの前身のトマトフィルに一緒に乗ってもらって以来初めて(僕が乗らないときに首席を吹いていただいた事はあります)。素晴らしいスーパー笛吹きになられて、感無量。僕の大切な大切な妹分です。

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横シン2013、同級生一同!

下田は本当に「天地創造」の曲のすばらしさに救われたところがあったと思う。合唱団は過去最高の素晴らしさでした。ブラヴォ!鰻もおいしかった。

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うなぎ大好き!

鰻「小川家」さん、ご飯が少し固めになっていて(以前はお粥手前?くらいの柔らかさで、それだけ不満だった)実によろしい。慢心せずに精進していただきたい。
予期せぬアクシデントのおかげで、親友と差しでくそ真面目な話ができたのは、今となってはこれもまた良い思い出か。
普段の下田なら車で行き帰りゆっくり遊んでいくのだが、今回は次の予定が切迫しており電車で行き帰り。

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山田君誕生日in下田

下田の終演後、そのまま羽田に戻って深夜便でフランスに飛んだのだが・・・。もうもうもう、過去最高の楽しさ、激しさ、忙しさ、充実の1週間だった。
10年分くらいの勉強ができたと思う。これだ!これだ!!これなんだ!!!という瞬間が多数。
一番の思い出は、2回目のプロ、ドビュッシーの小組曲、亡き王女のためのパヴァーヌ、ビゼー交響曲、というまさにフランスへ四十七士殴り込み的プログラムが終わった時だろう。ルイ・ロットはなにかに取り付かれたような鳴りっぷり。魔物か、天使か、もう別の楽器、別次元の響き。フランスに里帰りを喜んでいるようだった。これこそ、私の長年もとめていた最高の楽器ではないかと思った。体の重さが無くなってフワフワにただような感覚。終わると、ヴラヴォの嵐、スタンディングオーベーション、涙ぐんでしまった。それからもう毎回のスタンディングオーベーション。横シンやったぜ!
しかし、これはオーケストラのほんの一里塚にすぎない。もっといいオケに、うまいオケに、もっとメンバーにも、居心地のいい、やりやすいオケに変えていかなくてはならない。全公演終了後、大いに盛り上がりながらも、心の半分は冷静に次のステップを考えていた。
経営も、運営も、音楽の中身も、時代を先駆けていく存在に。
それにしても、いい仲間が今回も揃ってくれた。2番を吹いてくれた(数曲首席もふいてくれた)後輩の梶原君に助けられた。ボケっとして短いソロを落ちた僕の代わりに一瞬で気づいて吹いてくれたのはもう感謝。よくできるね、あんなこと。あたらしい素晴らしい若い才能にも出会えた。将来楽しみ。
そして、なにより、我々のマエストロ山田和樹。刎頸の交わり、とは、彼の事だろう。一生ついていくし、助けていきたい、助けてもらいたい、と思っている。横シンの仲間に感謝。

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梶原くんと。

音楽も、人との交わりも、食事も、もうもうとにかく濃くて濃くて、今、帰りの機内で思い出しているのだが、遥か彼方昔のことに感じるのだ。
日本に帰ってきて、最初に出す音がどうなっているのか、楽しみ。

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素晴らしい木管セクション。

http://liveweb.arte.tv/fr/video/Kazuki_Yamada_quatuor_de_guitares_Folle_Journee_Nantes_Juan_Manuel_Canizares_Fernando_Espi_Pablo_Sainz_Villegas_Emmanuel_Rossfelder_Yokohama_Sinfonietta/

仏ARTEのアーカイブ。横シンの演奏です。

その後パリで数日、命の洗濯をした。物欲、食欲まみれの数日。

この物欲食欲祭に大事な友人の鈴木優人くんを誘ったら、予定をかえて泊まりがけでパリに来てくれた。なんていいやつだ!
うまいものを食い(まくり)、買い物をし(まくり)、反動でしばらく山にでも籠ろうかというほどの数日。
人生初のロブ・パリの靴を購入。7000番ラストの優秀さに瞠目!
びっくり。足にふわりと馴染んでいやな感じがない。もちろん、ゆとりがあるからなのだが、そのゆとりのとり方が絶妙なのだ。

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ロブのサンジェルマン店にて。

以前、グリーンが欲しくて、なんども試着して、結局馴染むラストがなくて、買うのをやめた経験からいうと、店員が持って来た一足目がそのままお買い上げ、というのは本当にすごいこと。
優人くん、この後、超重要なミッションを担っていただく事になっている。もう楽しみで、楽しみで、しかたがない。

まあ、たまにはよいかと思います・・・。こういう数日も。

いくつかエピソードを、鈴木くんと、仕立て職人の鈴木健次郎さん宅を訪問、スーツの最終チェックに同行してもらって、そのあと、美味しいモロッコ料理を鈴木夫妻と一緒に。そのあとパリ夜景ツアー。健次郎さんの運転する素晴らしいプジョー407に乗せてもらう。

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優人くんと、エッフェル塔前にて。

最後はサンジェルマンの老舗カフェ・フロールだったのだが、なんとそこでイヴリー・ギトリスさんと、木嶋真優さんに会う。びっくりするが、あのかっとび老人の素敵なペースにみんな引き込まれて夜が更けていった。奇跡!もちろん記念写真。

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パリの奇跡の夜!

次の日はパッサージュ53という、話題の日本人シェフのお店でランチ、ご同行下さったビジネス粋人スーパーマンの御馳走になってしまった。
まずはメインデッシュ(豚肉の低温ロースト)がすばらしかった。あとデセールも実に粋でおいしかった。他も美味しいが、ちょっと凝り過ぎか。あとは、料理はともかく、日本人スタッフのコミュニケーションの質が悪い。もてなす、という事はどういうことなのかを考えてもらいたい。これで良く星が取れたと思う。やはり、星などあまりアテにしないのが上々であろう。このレストランについての全く同じ感想を、他の在住日本人からも聴いた。
僕の周りには、気が利いて、言葉を誠実にあやつれる、いつも機嫌のいい人間しかいないので、そうでない人にたまにあうと目が点になってしまう。
しかし、特にメインディッシュとデセールの素晴らしさは本物でした。

夜は、昼の贅沢の罪滅ぼしに、とことこ小走りに走ってオペラあたりまで行って、ラーメンを食べた(一応粗食のつもり)。日本料理街があるのはウィーンとかと比べてうらやましいところ。日本でもなかなか食べない、こってりトンコツに胃が悲鳴をあげて、帰ってすぐ寝込んだ。やりすぎだよ。こりゃ。

翌日のお昼は留学中の後輩に案内してもらってシーフードの名店へ。牡蠣がおいしかった(→が!、この牡蠣にあとで祟られました)。

夜はまた鈴木健次郎さんとモロッコ料理の名店「Timgad」で、タジン鍋料理を。これまた、すばらしかった。地鶏と野菜と、プルーンをタジンで蒸したもの。

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ホテルの目の前が凱旋門。

帰りの機内で、なんだか朦朧となってきて、こいつは熱が出て来たぞ・・・。往復共にプレミアムに格上げしてもらったおかげで、大半死んだように眠って過ごす。なんとか勉強中の「春の祭典」のスコアを1部までは読み通すも、そこでダウン。せっかく、かっわいいCAさんが横を通り過ぎる度に探し物をしてくださるわ、何故か佇んで考え込んでくださるわ、(さりげなく)話しかける絶好の機会を提供してくださっているにも関わらず、あまりの体のだるさにに名前すら覚えられず。もう一生の不覚、バカバカバカ。

体調の悪さはどうやら牡蠣の祟りだったらしい。その後数日、38.8度の熱を出して寝込む。

本当に素晴らしい日々を過ごさせていただいた。音楽家の幸せを凝縮したような日々。
日本もいい國だし、音楽はどこでやろうと変わらない、とも思う。でも、それでも、本場で演奏する、認めてもらう、このことの重さには代え難い。そして、仲間の力。
みんな違う、考えも違う、環境も違う、誤解もあれば腹の立つ事もあろう。
でも、横シンに乗っている以上(それはまず、山田和樹と仲間たち、という意味だ)、かけがえの無い仲間だと感じている。
今回の海外公演に来られなかったメンバー、人数の制限でやむなく呼べなかったメンバーには、次には、またその次には、と思っていることを伝えたい。
そして、新しい世界を切り開いていきたい。僕らは自由なところがいいわけで、自由な音楽家として、自発的に演奏しているのだ。

さて、4月から、僕の生活はちょっといままでとは違うものになります。
35歳にして、初めて、公の責任というものをちょびっと、担う事になります。
もちろん、それまでも法人の理事や、イベントの責任者、生徒や学生を預かるという責任は負っていましたが、今回はより長く、将来に向かっています。新鮮な気持ちです。えー、これは公生活においてです・・・私生活は自由です(笑)。
今まで程には機動力豊富に動き回れなくなるかもしれませんが、演奏活動や生息域(多少首都圏東部に偏ります)については変化ありません。
考え方も、絶対に守りになど入るもんか、自由で豊かな精神を持って生きる、と念じております。
もしこれでモリオがつまらなくなったと感じられたら痛恨の極み。面白いままでいると誓います。

今後ともどうぞ宜しくお願い致します。またご報告させていただきます。

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ナントからパリへのTGV車内にて。
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by francesco-leica | 2013-02-20 21:57 | ヨーロッパその他特集 | Comments(0)

空の十字路

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空を自由に飛びたいな〜、と歌ったのはドラえもんの主題歌ですが、意外や意外、お空は自由に飛んではいけないのをご存知ですか?空には安全のために、高度制限やら、飛行制限やら、色々な規制があります。自衛隊や米軍の訓練空域もあります。もちろん、他国の領空に勝手に入ると撃墜されるかもしれません。
旅客機が飛ぶルートは予めきっちり決められていて、その上で、管制官からの指示で、もっとちょっと高く飛べとか、早く飛べとか、言われながら飛ぶのです。こんな広い空なのに、たまに飛行機同士がニアミスしたり、ひどいと本当に衝突したりしますが、それはどの飛行機も概ね同じルートを飛ぶ事が原因です。そこで管制官が互いの高度を指定して、うまくすれ違えるようにしているのです。
「空の道」ですね。

オランダのハーグでいつもお世話になっている素晴らしいお宅(といっていいのかわかりませんが・・・お国の持ちものです)のベランダから気持ちよい朝の空を見上げると、西の方に空の十字路がありました。こういうのは珍しいかな。
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by francesco-leica | 2012-03-05 00:26 | ヨーロッパその他特集 | Comments(0)

デン・ハーグ−アムス−ウィーン

今日から一週間ほど、ヨーロッパです。
演奏会をして、演奏会をみて、少しウィーンでゆっくりして来ます。

またご報告します。
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by francesco-leica | 2011-09-26 05:15 | ヨーロッパその他特集 | Comments(0)

旅行4日目〜帰国

翌朝、朝食もそこそこに外にでてお散歩。運河の街をブラブラ歩く。近くにはブランド街もあり、今回はウィンドウショッピングのみ。素晴らしい紳士洋品店があり、開店前の窓ふきをしている若い男性店員と挨拶だけ交わす。あとは楽器を放り込んで持ち運びできるトートバックを買おうと思っていたので、ヴィトンのトートの大きいサイズはちょうどいいと発見(また今度、また今度)。

そのうちにゴッホ美術館がオープン。すでに券が入手してあったので、並ばずに入れる。

もちろん初めての訪問だけど、館内のレイアウトはわかっていたので、ゴッホ以前の絵の一階は取り合えずパスして2階へ。まだだれもいない2階をしばらく一人で静かに見て回ることができた。

とにかくこの絵を見るためにアムステルダムで宿を取ったといっても過言ではない「アーモンド・ブロッサム」、やっと会えた・・・。幸せに満たされました。ずっと眺めていたい。

わたしの携帯の待ち受けはこの絵の一部です。

なんだか、絵を眺めていて、これをずっと、毎日見ていないなあ、と、そこまで思う事は少ないけれど、ゴッホのアルル時代の明るい絵なんて、これを毎朝眺めたら、生きる喜びを貰える事だろうなあ、と感じました。

午後はずっと駅の方までテクテク歩く。途中、運河のほとりのニシン屋台で、名物の生ニシンの塩漬けを買って食べる。・・・特にうまいものではないと思ったけど(ああ、わさびと醤油がほしかった。そして鮨に握って欲しかった、酢で締めてもうまいだろうに・・・)、記念。記念。

お土産にチーズもどっかりと、買う。これでワインを飲むのだ。飲むのだ。

夜は名物のインドネシア料理。小皿でたくさん色々なものが食べられるスタイル。店員さんが可愛かった以外は特に感慨なし。うまくも不味くもない、というのが正直な感想。珍しく、外食でこれといってうまいものに全く出会わなかった。私の探し方がよくなかったのか・・・。はたまた、始めにお世話になったお宅のお料理がおいしすぎてその後の点が辛くなったのかは不明。

体力温存と、帰国後の復帰に寄与するため、10時前には休んだ。

さて、翌日。気持ちのよいホテルで運河を眺めながら軽めの朝食。
この日は国立美術館へ。フェルメールとレンブラント。建物の大半は大工事中で、一部の有名作品のみ、展示している。歴史的絵画、海戦図などの戦場絵画は興味深かった。

1時間程で出てくると、もうやる事がなくなってしまった。
キューケンホフ公園はそろそろ花も見頃をすぎてしまったようだし。アムスにこれ以上いてもさほど面白い事がおこりそうでもないし。はたと閃いて(そして閃いたらあっというまに確信を持って走り始めるよい性格)、ユトレヒトに行ってきました。すぐにチェックアウトして、市電に飛び乗って、駅まで行って、電車の時刻をしらべ、切符を買い、一時間後にはユトレヒトの街を歩いていました。
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目的は?ミッフィーに会いに!!
ここには地元の超有名人、ディック・ブルーナ博物館があるのです。
わたしが初めて読んだ絵本はブルーナの絵本でした。大好きなキャラクターです。
博物館!勉強になるし、かわいすぎるし・・・。ミッフィーが好きな人は絶対にいかなければいけません。おみやげにポストカードを70枚くらい?買いました。だってかわいすぎる。

ユトレヒトは静かで落ち着いた、いい街でした。町中の運河に沿ってカフェがならんでいます。
ここで食べたクレープは、オランダの中で食べたものの中で外食の中では一番おいしかった。
あと、大好きなビールはアムステル、とベルギービールのユピレル、2種類飲みました。これはどちらもおいしかった。
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再び、駅から、今度は空港へ。
こちらの新しいシステムの券売機は現金をほとんど受け付けないので、カード重視の私としては楽なのですが、カードを持たない人がもしいたらこの国だで一日で干上がってしまうだろう。相当の小額でもカード決済がメインのようです。それもユーロカード(マスター)が主力のようですが、今回はマスターをおいて来てしまったのだけ、失敗。VISAが使える券売機を探しました。

電車の中からの風景は実にオランダらしい。手入れされた草原、運河、牛、馬、羊、風車、薄青い空。国土の全てに、人間の手が濃厚に入っていることを感じる。人が作り上げた国。

AMSMUC間は懐かしい、ルフトハンザ、愛想の無いでっかいお姉さんのCAが配給、という感じに配るチョコレートを食べながら、おなじみのドイツに思いを馳せる。飛行機は満員、大分おくれてTake off.下を見て驚く、バイエルンの森の「自然な感じ」、もちろんこれだって人の手が入っているのだけれど、オランダのこじんまりきれいにまとまった森から比べると、田舎な感じがする。そして、なんだか我が家に帰って来たような安心感もある。

ミュンヘン空港からマリエンプラッツまでSバーンで10€。高いなあ。(成田よりはやすいけど)
マリエンプラッツに着くと、もう勝手知ったる。スタスタと広場を横切り、マクシミリアンStr.に入る。今回は初めてのホテル、ケンピンスキー・フィアヤーレスツァイテンに宿を取った。Maxstr.を歩いていると、懐かしい、ホテルで待ち合わせ予定の友人(後輩)の後ろ姿が遠目にすぐわかる。後を付けて、追いついて、声を懸けて、追い抜いて、チェックイン。さすが、素晴らしい重厚な雰囲気のロビー。どのスタッフも打てば響く、という素晴らしい対応で名門ホテルの風格を感じた。
部屋はシングルで小さいけれど、なんだかとても居心地がよい。ミュンヘンでの常宿決定です。場所も最高だし。荷物をおいてすぐに出る。もう夜も結構遅い。飯だ飯だ。近くのシュパーテンハウスへ、ここはミュンヘンにいるときは必ず来るお店。オペラの目の前で眺めもいい。私は名物のHaxe(豚の膝?だっけ)を、友人は小さいヴルスト(ソーセージね)、そして私はもちろん白ビール。オランダと違いおいしいが、量がおおい。がんばって食べました。
友人とは懐かしさに深夜まで話し尽くし、そのあと駅まで送ってから一人で夜のミュンヘンをゆっくりお散歩。友人は夏に帰国するので、たぶん次会うのは東京だ。

物欲を刺激するんですよ。ここのショーウィンドウは。
靴のエドゥアルト・マイヤーや、有名な仕立て屋さん、各ブランドのブティック・・・、涎を流しながら眺めて歩く。凄い街です。ウィーンの洗練とはまたちょっと違う魅力です。明日が土曜日で良かった。平日にこんなところにいたらカードでどんどん買ってしまう・・・。
帰ってバタンきゅうと寝る。

翌朝、気持ちのよい晴れ。ホテルの朝食も素晴らしいけれど、そのあとでマイゼン師匠宅で朝食をご一緒する約束なので、軽めにする。おいしいフレッシュジュースや、ミュンヘン名物の白ソーセージなどはちょっとずつ頂いた。その後、中央駅から急行にのってペータースハウゼンへ。
そこで師匠の奥様の車が待っていて下さる。

そのあとの3時間は夢のような楽しい時間でした。
奇麗なご自宅の庭のテラスで、いつも美味しい奥様お手製の朝食を三人で頂きました。
お届けした私の新しいプーランクのCDをその場でかけて、好意的な評をいただけてうれしかった。
仕事の話、友人の近況、最近聴いた演奏会の感想、そして師匠の若いころの話・・・。

そして共演した名指揮者たちの思い出話。
クナ、カラヤン、カイルベルト、ヨッフム、クリュイタンス、サヴァリッシュ・・・。

ブラームス1番4楽章のソロのところを様々な指揮者がどう振ったか、なんてマニア話、もうおもしろくておもしろくて。そしてびっくりしたのが、クリュイタンス指揮のバイロイト、師匠が首席を吹いている、という話。確か音源が出ているはずです。

そして、師匠はチェコフィルを「理想のオーケストラ」と呼んだ事も新鮮な驚きでした。
師匠は「オケは『おれのソロ!』『次はおれのソロ!』『次はおれ!』の連続ではないのだ」とはっきり言われました。

そして、びっくりしたのが、私が数ヶ月前に手にいれたドイツの戦前の木管の名器があるのですが、
なんと、それがメーカ—も仕様も(ドイツメーカーのアメリカ仕様、というかなり特殊な仕様なのですが)、マイゼン師匠の師匠、ローレンツさんの愛用楽器で、若き日のマイゼン師匠の憧れの楽器、と全く同じものだ、というのがわかったことです。これは大興奮です。
ちなみに私が手に入れたのはアメリカの名門オーケストラで伝説的首席奏者が使用していたものです。帰国してすぐに写真をお送りする事が約束しました。

写真は奥様お手製の白アスパラガスのサラダ、絶品。ドイツのおふくろの味です。
「モリオくんにこれだけは食べさせなきゃ、って思って」泣けます。

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ちょっとだけおじいちゃんになった師匠。
あんなに好きだったフルートを、もう吹かなくなった師匠。
レッスンをすることをやめた師匠。
少しだけ、会うのが怖かった。

でもちっとも変わってない。温かくて、時に厳しくて、音楽と家族、弟子を心から愛する師匠のままだった。本当にうれしかった。
わたしもつたないドイツ語で、短い時間だったけれど、語り尽くした。

居間の、どんな時でも楽器がすぐに吹けるようにおいてあった小さなテーブルの上に、楽器のかわりに小さな鉢植えが乗っているのを見たときだけ、ちょっとだけさびしかった。

帰り際、いつも通り、外まで見送りに出ていらして「いつでもいるから、またおいで、待っているから」と握手をしたときは、ちょっとホロリだった。

また奥様に空港にお送り頂き(車の中では盛大に日本語のおしゃべり)、無事にチェックイン。
帰りのMUCNRTは慣れているLHのエアバスだ。

ひとつくらい、なにかこの素晴らしい旅行の記念の品を買って帰ろう。

空港のエルメスでネクタイを一本購う。
やはりここのネクタイ、実に締めやすいのだ。
大好き好きな紺のほぼ無地のタイを一本選んで、包んでもらい店を出る時、対応してくれた中年の女性の店員さんが話しかけて来た「ひょっとして、あなた音楽家?」「え、あ、はい。どうしてわかったの?!!」音楽の話なんてしていないし、音楽家とわかるようなものも持っていない・・・
「お店に入って来たときから、そうじゃないかと思っていたわ」

驚きました。そして、そう見えたことはたぶん、喜ぶべき事なんじゃないかな、と思った。
それにしても驚いた。その店員さんの眼力はすごい。



それにしても、もう年なのか、帰りの飛行機で、じっと乗っているのがキツくなって来た。
そろそろ考えんといかんですなあ。

素晴らしい旅行でした。
また秋くらいにオランダに行く用ができそうです。
やはり、ヨーロッパいい。

帰国してすぐ、ポン!と吹いた一音が、やはり、変わっていた。
ヨーロッパの空気は間違いなく、音も、音楽も変えると思う。
これを身につけて、また日本の仕事場でいい音楽をしたいと思う。
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by francesco-leica | 2011-05-29 00:51 | ヨーロッパその他特集 | Comments(6)

オランダへ、初日〜3日目

帰国しました。
昨日帰国して、さっそく今日からシューマン2番。いい曲です。

以下は簡単な旅行記です。


NRTZRHAMS
初めて乗る、スイス航空。尾びれが赤いのはおなじみのオーストリア航空と一緒で親近感がある。総じて、きちっとした感じ。機内の標準語が英語なのが新鮮(いつもはドイツ語なので)。サービスは、やりすぎないのが良い。さほど込んでいないらしく、チェックイン時に足下の広い席に変えてもらえたのは助かった。私は場所が変わると乗り物の中はおろか相当安心するか、居心地のいいホテルでないと寝付けないので、少しでも条件がよくなることはありがたい、飛行機の中の過ごし方で、到着してからのパフォーマンスが全然違う。チューリッヒ空港は生涯2度目の利用。初めてヨーロッパに来た97年の夏に、師匠のスイスでの音楽祭を聴く為にウィーンからやってきたのだ。チューリッヒはちょっと涼しいくらいで、寒いのかと思ってきたら拍子抜け。少し頭痛があるので、ロキソニンを投入。お茶などしたかったのだが、うかっりSFの現金を持ってこなくて、一々下ろしたり、小額でわざわざカードってのも面倒だったのでベンチに寄りかかって乗り継ぎ便を待った。目的地、アムステルダムのスキポール空港は、ぜひ訪れてみたい空港だった。どうしてかというと、わたしの好きな寅さん映画唯一の海外ロケ「寅次郎心の旅路」でウィーンに行く途中の寅さんがスキポール空港で乗り継ぎをして、公衆電話から、さくら達家族に電話をかけるシーンがあり、心配するさくらが「お兄ちゃん、いったいどこにいるの!!」、そこで寅さんが近くの代理店の人らしき人に「ここはなんてえところだい?」と訊ねると「スキポール空港です」「え!?スキッポ?」などとやっているうちに突然公衆電話が切れてさくら達は大混乱に陥る、という名シーンがあるのだ。空港をあるいているとそのシーンが思い出されて思わずにやけてしまう。

今回の旅行は、オランダで大事なお仕事をなさっている私のお弟子の方への出張レッスンと、その方のご依頼による演奏が主な目的なのですが、空港の荷物受け取りのホールになんとご本人がお迎えに来て下さっていました。空港の中にまで入ってこられる特別な許可証があるそうで、「初めて使ってみたら、本当にここまでこられました(笑)」とそれを見せて下さいました。
外にでると、その静かで速いドライビングテクニックに感嘆した現地のショーファーの方が待っていて下さり、まさに空港に横付け、という感じで停まっている素晴らしい黒いレクサスの後部座席に潜り込みました。車上からショーファー氏の簡単な観光案内を受けつつ高速道路を走ります。
馬や、牛や、羊が野原にのそのそとたくさんいます。すげー、一々感動します。ドイツやオーストリアでも多分、牛や馬はいるのだけれど、こんなにたくさん、当たり前のようにのそのそしているのは始めて見ました。オランダの主要産業のひとつ、乳製品の生産がこれでまかなわれているのです。

ハーグの町中から、少しだけ離れたところのお屋敷では奥様が待っていて下さいました。お疲れでしょうと、出して下さったのがなんとも美味しい天ぷらうどん!いやはや、お腹にやさしく、温かく、それを頂き、ゆっくり湯船につかって、ひろいゲスト用のお部屋のベットで熟睡しました。

つぎの日の朝からレッスンです。お屋敷の吹き抜けの音響は抜群。ヴィンテージのスタインウェイがおいてあります。バッハのe-mollソナタをレッスンさせて頂きました。自分の楽器も鳴る鳴る。今回はもちろんルイ・ロットをお供にしました。アキヤマの新頭部管がついているのですが、それがまた日本ではこんなに鳴ったことがないほどに良く鳴ります。ゆったりと大広間のすみずみに音が行き渡る。レッスンをさせて頂きながら、たまにお手本を吹くのですが、気持ち良さにしびれます。
ゆっくり楽しくお話をしながらあっという間にお昼となり、ご夫妻と昼食を頂きます。
この日はおいしいパスタだったのですが、なんと奥様がご自分で手折って来た野生のアスパラガスがサラダになってでてきたのは驚愕の美味しさでした。パスタのバジルソースも自家製。

午後はハーグの街を散策にでました。お屋敷は警護がものすごく、ひとりで外にでる事もできません。現地人の執事の方が毎回、門をあけて下さいます。この方がまた素晴らしいパーソナリティーの若い方で、また会いたいと心から願っています。

とにかく、まずは絵です。マウリッツハイス美術館へ。
他にもいろいろすばらしかったけど、やはり、青いターバンの少女、デルフトの眺望は光り輝いていました。そのあとで、アムスでもフェルメールをいくつか見たのですが、この画家はなにか特別なのか、不思議に目を捉えて離さない不思議な魅力があります。
ハーグの街自体は小さい、小さい街で、数十分でだいたい見終わってしまう程。
でも何度来てもこの美術館には来てみたいな。

ヨーロッパの街歩きで楽しいのは、路駐してある車の観察です。
オランダはフランス車のちょっとヤレタやつが主力のようです。
古いシトロエン、プジョー、ルノー、ドイツ車も、適当に汚れて、適当に停まっています。
これが好きなの!!日本では「財産」である車を休日に舐めるように磨いてあったりしますが、こっちではそんなこと誰もしてません。汚れ放題、ぶつかり放題、鳥のフンだらけ。そして適当に捨ててあるかのように停まっています。カッコいい!
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ぶらぶら路駐車観察をしながら歩いて帰ります。
いい靴屋やシャツのフルオーダー屋さんなどのある通りも見つけて心が惹かれましたが、今回は余計な出費はしない、と決めて来たのでスルーです。

予定よりも大分早く帰ったので、ソファに夕方まで、ねっころんで読書。
前から読みたくて、読みたくて、買っておいた古典的名著、ホイジンガの「中世の秋」。
行きの機内で読み出して、なんとホイジンガはオランダ人で、ここでいう中世はフランスと、フランドル地方の中世のこととわかり、それはそれで今更で間抜けなのですが、あまりの偶然に驚きました。わたしの読んでいる本がここのご主人(わたしのお弟子)に発見され、「これは、オランダの歴史、文化の理解に最適なご本を選ばれましたな、感心、感心」と言って頂き、いや実は偶然なんだと申し上げたらさすがに驚かれていました。

夜は、古い大事な友人であるユージン氏が来訪。公式な晩餐会に招待をお願いしてあったのです。
もちろん、その晩餐会は生演奏がつくのです。
まず、響きの素晴らしい吹き抜けの中二階の踊り場から私がソロでシリンクスを暗譜で吹きます。本当にすばらしい音響。ここで録音したいくらい・・・。その後(地上に)降りたち、ユージン氏と数曲、合わせものをやりました。そこで食事の仕度ができたようです。
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当館の名シェフ氏が腕によりをかけて作った素晴らしいお料理と、「!」と言葉を失うほどのよいワインを頂きながら、楽しい会話が弾みます。白アスパラのトリュフ掛けの甘さと香りは絶品でした。

食事のあと、サロンに場所を移して食後のコーヒーそして、もっと強いお酒が振る舞われます。
わたしはオランダのジン、ジェネバーを頂きました。香りと甘みが素晴らしい。私はお酒は強くありませんが、ビールから強いお酒まで、なんでも好きで飲みます。これはいいものを知りました。

その後、わたしとユージン氏で次々とリクエストに応えて、全員が半分酔っぱらった愉快な演奏会の続きです。バッハ、ショパン、ユージン氏の即興演奏。こんな愉快な夜は久しぶりです。

翌日はまた午前中に少しレッスンのあと、隣町のデルフトまで足を伸ばしました。
美しい運河の街で、わたしはハーグよりも気に入りました。
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夕方はお仕事の終えられたご主人と、再びショーファー氏の運転するレクサスでアムステルダムのコンセルトヘボウへ。

ファビオ・ルイージ指揮のロイヤルコンセルトヘボウオーケストラの定期を聴くのです。
曲は、マーラーの2番の1楽章の初稿と、大地の歌、です。早めについたのでカフェテリアで軽く食事を取り、開演を待ちます。入り口でなんとロシア大使夫妻にお会いし、「This is my friend,」と紹介して頂き、ご夫妻とは握手をしました。ちょっとドキドキしました。

演奏会は大変すばらしかった。このオーケストラはシャイー指揮で日本でも聴いた事がありますが、もちろん全体の印象はどちらもすばらしかったけれど、やはり、本拠地の威力にはかないません。まるで吸い込まれるような滑らかな、でもアメリカオケの機能性とは違う、天然マテリアルのスムーズさを感じました。わたしの好きな、ウィーンフィルやチェコフィルにも感じる「木」の感じです(ベルリンフィルには感じないけれど)。大満足の演奏会でした。
フルート首席はエミリー・バイノンでした。
もう一人の首席、マッコールは彼が神戸をとった直後にオーケストラで一緒にしばらく過ごしたことがあり、(そのとき、ポストホルンセレナーデの、彼は頭、私は2番を吹いたのですが、あまりの素晴らしさに感激しました)再会できたらうれしかったのですが、ちょっと残念。でもバイノンさんも素晴らしかった。

帰りはアムステルダムで投宿するホテルまでお送り頂き、お別れをしました。
ちょっと興奮していて、すぐに部屋にはいれず、少しだけあたりを散歩しました。ホテルを美術館エリアにとったのは正解で、運河に挿まれてしずかな住宅地と美術館がひろがっています。アムステルダムの物騒なお話も聴いていたので拍子抜けです。普段のウィーンならテレビはドイツ語版のユーロニュースと決めていたのですが、ここ数日英語だけの暮らしだったので、夜はBBCワールドを数年振りにみました(よくわかりませんでした、笑。ただ為替のレートは知りたかったので)。
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by francesco-leica | 2011-05-24 01:02 | ヨーロッパその他特集 | Comments(2)

聖母子像

2009年2月9日にヤフーブログに投稿したものを再録。
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フィレンツェのサン・マルコ修道院(今は美術館として有名)にて、フラ・アンジェリコの素晴らしい絵を見ている途中で見つけました。

お部屋から出る際、ふと下を見ると敷居の石になにやら模様があります

それがまるで幼子イエスさまを抱くマリアさまのように見える・・・

修道院すべてが祝福されているよな、平和で穏やかな雰囲気
奇蹟もありうべきことのように感じられました

それにしても、アンジェリコの素晴らしかったこと・・・
有名な受胎告知ですが、実は2枚あり
私は一番有名な横長の絵ではなく
縦長の、お部屋の中に書かれている受胎告知が大好きです

マリアさまの、無垢で、素直な表情は本当に魅力的です
仰々しくなく、全体に薄い色で、清楚な雰囲気にあふれています

また行きたい場所です
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by francesco-leica | 2011-02-12 21:44 | ヨーロッパその他特集 | Comments(0)