小林秀雄 考えるヒント 新潮文庫
矢崎彦太郎 指揮者かたぎ 春秋社 向田和子 向田邦子の恋文 新潮文庫 読了 どれも、実に素晴らしく、人生の糧となる本だった。 小林先生の本は、知恵熱が出そうだった・・・。 続編のあるということで、これらをゆっくり読みほぐしていくことで、人生の楽しみは増えた。 矢崎先生は、私と、なにかと不思議な縁のあるパリ在住の指揮者。 以前、シティフィルのペトルーシュカでご一緒して、今度は定期で、牧神の午後への前奏曲をやる時にご一緒する。 さらに12月のアルジェリア国際音楽祭でもご一緒する。さらにさらに、私の大切な友人(というか大先輩)の鎌倉の粋人のおじいさまが、矢崎さんの名付け親・・・。 「向田邦子の恋文」は向田さんの若き日の悲劇的な秘められた恋を解き明かしたもの。切ない、悲しい。 一気に涼しくなりました。 好きな季節です。
by francesco-leica
| 2012-10-09 23:23
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