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なんという幸せ

なんという幸せ。
NJP万歳!
今日は、クリスティアンの指揮で、オールフランスプログラム。サントリーホール。

学生は、主催公演で空き席あったら1000円ですよ!夢のような話。僕が学生の時はまだこのシステムなかったんじゃないかあ。

ガラス細工のように精緻なラヴェルの「高雅で感傷的な舞曲」だいすきな「プーランクの2台ピアノ協奏曲」「フランク交響曲」素晴らしいプログラム。
ちなみに、曲目解説は同級生の楽理科で、上野学園の同僚。素晴らしい名文。文章はこう書かなくてはいけない。

自分で、参加していて幸せに溜め息が出る演奏会でした。なんてうまくて、真剣なオケなんだろう。
おしゃれで、軽くふわっとして、カラフルで、精密。

それにしても、プーランクって、本当にモーツァルトみたいだ。
プーランクは、ピッコロのシビアのソロが多いのだけれど、好きだし、心から楽しんで吹いた。終わってから団員のお仲間から色々お声をかけて頂いてとってもうれしい。だってピッコロ大好きなんだもの。
楽器もいい、特に頭部管を秋山さんの手巻きに変えてから、無敵な感じによく鳴る。

フランクは好きな曲だったし、CDも色々聴いたのだけれど、こんなにいい曲だとは思わなかった。
3楽章で、再び主要テーマが回帰するところ、ゾクゾクしてしまった。

サントリーホールは本当にやりやすいホールだ。

お仲間と飯田橋の素敵な料理屋さんでおいしい料理と、ワインを致死量飲んで、終電で帰宅。

このあとは
ブリュッヘンプロジェクトの4,5そして6,7、そしてロ短調に参加します。ヴィヴラート禁止令。
NJPはもともと殆どヴィヴラートかけないオケ、特に管楽器はソロでもアコードでも殆どかけない(だから好き)。それでも、ブリュッヘン御大は厳しく、VIV掛けるな、と言うらしい。

3月から4月の「ばらの騎士」までほぼ全乗り。応援宜しくお願い致します。
by francesco-leica | 2011-01-27 02:11 | 日記


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