マニアな後輩がユニオンの中古レコードコーナーで、なんと
フランス国立管初代首席のデュフレーヌのモーツァルトの協奏曲D-durのレコードを発見してきました 以前から、そういうものがあるらしい...素晴らしいそうだ という話は知っていたが 実際に聴いた事も見た事もなかった 大手のレーベルではないし、とっくに版権とかも切れているのではないかな? よくぞ見つけたものだ さっそくそれを聞かせて頂く フェルナン・デュフレーヌ(fl) マリウス・ブリアンソン(cond) ストラスブール放送so. いや、素晴らしいものです・・・ ランパルが若い頃にリステンパルト指揮で録音したものに似ているが もっと落ち着いていて地味、純白な音 ルイ・ロットの音! iPodに入れて、何度も聴いています よくぞ、よくぞこんな名録音を残してくれたものだ フランスの雑誌「トラヴェルシール」のデュフレーヌ特集号、これを 私の同僚の方が素晴らしい訳をしてくださったものも同時に読んでいる この雑誌、ほかの号にはジョネの特集もあって(これの訳はまだない)素晴らしい雑誌だ。日本の雑誌はあっというまに業界宣伝用みたいになっちゃうけど こういう真に価値のある、永久保存版みたいな雑誌が出てくるといいのだが・・・ デュフレーヌ「静寂のプリンス」 旅行嫌い、録音嫌い、インタビューは固辞、教職も固辞、マスタークラス、審査員はなんであろうと自動的に断った、マゼール、ストコフスキー、カラヤンからの申し出を蹴った、毛針釣りと車の運転をこよなく愛した 一度、自分のオケの録音がラジオから流れてきたときだけ、そうと知らずに言った 「素晴らしい、このフルーティストは。本当に、たいしたやつだ!」 まさに、本当に、たいしたやつだ!
by francesco-leica
| 2009-02-09 12:48
| 日記
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